アマテル外伝 ~もうひとつの日輪神話~ PART.3 児湯竹鳩神業 大和魂を呼び戻す竹鳩のミッション(仕組み)2

〈前回から続く〉

かごめ歌です。
これから先の時代、多くの人々が霊能者化するのだ、と姫は言いました。
個人の能力者だけに依存するのではなく、多くの人々が霊的に高度に進化して体も驚くほどに高度に発達し、とてつもない長寿となる。
奇跡的なパワーで人類の大変革と進化が起こる。
それを実現する能力を、バプテスマ(洗礼)として僕は無限に出して救える力を持っている。
そのために速川に修行に行くことを約束したのです。
早瀬の川の地は魔物が寄りません。どんな悪魔もここだけはこられず、除霊を得意とする僕の師匠と仰ぐ能力者もみなこの神の指揮の元活動していたのだから納得がいきます。

 

帰ってきたアマテル・ヒコ

彼女は鳩の守護神である側近の「八幡の爺や」とともに補佐されながら、僕に歩み寄りました。

八幡神というとどうしてもホンダワケ、応仁天皇を連想しますが、聖書で言うように救世主ヤハウェの三位一体の教義と同じでキリスト神霊がアマテルなら、主が豊受大神(トヨ神霊)。
聖霊である鳩が真の神の化身。歴史として現代のものになる前は八幡神の真の姿は、宇佐にはいる前の鹿児島神宮の由緒にあるように、姫さま。
八幡神社の比売大神である、トヨを守護し続けてきた、聖霊神のことだったのです。
新海監督が映画を作るときによく鳩森八幡宮に行っていたそうですが、鳩が飛び去ったことからこの名がついたと言うそこは、真の聖霊が啓示を与えるには正しい霊地だったのでしょう。
この鳩森神社で、日月神示が八大竜王の指示で出たのだといいます。
はずかしながら僕は、このメッセージたちが気持ち悪いくらいにすらすら読み解けるんです。
あれは元来裏神業系といって、龍○神示と日月神示とセットにして表裏一対のものだったといいます。それが不法占拠をしようと多くの偽物たちやとんでもないデマ情報を流す人々により奪われていったそう。その霊脈は滅ぼされかけていた最中だったというのです。
ここでは秘密にせよとのことなのではっきり僕も公言することはできませんが、「これまで神のお道の戦列に立っていた圧倒的な先輩方」それがこの日本、そして世界の各地にいたのです。歴史に名を残すことなく闘ってきた人々。そういう人からまたは多くの神の世界より伝授されたアクションをしてきた人々が。

幽体離脱中に霊界で見知らぬその人々が並ぶ中にいざなわれ、2014年中盤、若輩者の僕はしきりに驚きっぱなしでした。
「俺たちがしたくてもできなかったこと、君がやってくれ……!」
ここでその全貌をかたること、口が裂けてもできませんが受け継がれた火の気があります。それだけは断言できます。本当の色々は墓場まで持っていくつもりです。

八竜とは、元来アマテルの妻、神の世界では金龍比売(瀬織津姫の可変した同神)といいます。
「全人類を救える男にするべくミッション開始じゃ、星の封を切れ!」

僕のキャラを女から男に戻して、中央日本をイメージして配置していた逆五芒星を、ハンマーで壊すよう命じられたのです。そのとき、黒い謎の影が僕たちの周りを取り囲んだのです
「今のはほんの小手調べじゃ」と姫様は言いました。すると目の前には鋭い角の生えた牛のような精霊のようなものが立っていた。
「お前が対峙しなければいけない者がついにあらわれた」
「弱者どもは黙って世に埋もれていればいいものを……!」
真っ黒い影がドロドロとした一団となり、ニンジャのごとく集まってきた。霊界、偽能力者たちを支配しようと陰で暗躍していた、世界を裏で支配していた最強にして最大の魔者の影「これがお前の最初に越えねばならぬ壁」
「これ以上関わるなー!」

普通の人生を歩みたかった。だけれど、僕は……
僕が叫んだ時、同時に 魔物たちの姿は黒い鴉の羽となり、四散して散ったのです。
驚く僕に、姫様は言ったのです。
「やつらはカラスとでも言っておこう。影の霊術団の使者だ。そしてそれを退けることができるのがお前に託された一族の草薙の剣だ」
草薙の剣とは神の魂のこと。
アマテルというのは太陽の神。日子と言うのはヒコ、火の皇子。
アマテル・ヒコだけが持つことの許された、太陽族の劒が戻ってきた。

 

草薙の剣とは、日本列島のこと

劒を再び握る、いや……。僕は、剣と前世、ともにいたんだ。
草薙の剣の本当の力は、この日本列島の霊力が神格化され、実体化されたものでした。
様々な説がありますが、実際のものとしては、イスラエル族とは別に超古来よりムーより上陸した天孫、太陽族が与えられてきたアマテル神の神具として龍蛇タイプの蛇行剣。世界のすべてをひと振りだけでどうにでも揺るがして、かつ絶対浄化できる神・天地創造に関与したオーバーテクノロジーが関与した太陽神官族だけに持つことがゆるされたレガリア。

今、熱田神宮にあるものはレプリカであって、本物はトヨの魂として原始の聖地に眠って卑弥呼の計らいにより隠されていた……。
悪魔たちに奪われぬように
姫様が唯一、隠していた……!
「人類はなにもしらん。お前がこれから正しく活動しておっても、メクラですこたんばかりじゃろうから何の心配もせんじゃろうなあ? 一度世に捨てたその魂は、全部一気にわしに貸せ。お前の働きで世界の全てがびっくり仰天に変わるなら結構ではないか。悪さえ改心させ、地獄の淵より世界を救う一発逆転の仕組みが始まるよ」

「ほんとうだ……」
そのとき僕の固定観念が激しく粉砕されていました。
これはリアルであって、小説なんかじゃないのだ……。
なにかぶっ飛んだ、異世界への招待状じゃないのよ
執着すべき縁もなし。勇気を出して、旅に出ることに僕の決心は定まっていました。

トヨと僕の神霊的な挑戦が、はじまっていたのです……。

 

ともくん大開花プラン動画

 

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