佐太神社にはストーンサークルがある!? 宇宙エネルギーを感じる☆母儀人基社

神在月に向けてのカウントダウン、出雲の神々の活性化……。佐太神社の正遷座祭はそんな神々の息吹と秋の訪れの合図なのかもしれませんね。

9月23日に正遷座祭斎行が行われた佐太神社。
その本殿向かって左手奥、御仮殿後ろに『母儀人基社』へと続く階段がある事をご存じの方はどれほどいらっしゃるのだろうか?
佐太神社の背後に堂々とそびえるこの山は、伊弉冉神の神陵墓の一つなのです。

 

伊弉冉神の神陵墓

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山道のような階段をひょいひょいと登り、さらに先へと進んで行く。
この辺りは結構スズメバチが出るので、黒い服や香水は出来るだけ避けた方がいいでしょう。熊と間違えられて襲われては大変!

そして、最後の階段を登って広がる風景は……。

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八角形に石を低く積み重ねられた、ストーンサークルのような母儀人基社が鎮座しています。
どういった経緯でこういう形態になったのかは分りませんが、佐太神社とはまったく違う御神氣に驚かれる方も多い事でしょう。

 

宇宙を感じる母儀人基社

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母儀人基社は森の中でありながら森ではない雰囲気を持つ不思議な神社です。
反時計回りに渦を巻き、八角形の中央の岩に集められたエネルギーは、龍が天へと昇って行く様でもあり、また天より天の川が地上へと滝の様に流れ落ち、地上の氣と融合します。

宇宙を感じる神社、まさにそういった感じです。

こういった八角形のストーンサークルの様な社は、他の地域で見た事はないのですが、出雲地方、特に松江市付近では神社の奥のあまり人が立ち入らない場所に鎮座しています。
これはもしかしたら、神代の人々はこれを宇宙のエネルギーと繋がる装置として使っていたのでは!? と、一人妄想し、ニヤニヤする私なのでした(笑)。

 

天と地、そして母、融合する三つのエネルギー

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さらに濃縮した宇宙エネルギーを感じたいと思われるのなら、この木々が丁度三角形になる中央に立って空を見上げる事をおススメです!

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天と地のエネルギーがぶつかり混じり合い、それを伊弉冉神の母性愛という御神氣で包み込み、人がそのエネルギーを享受しやすくなっています。この三つが混じり合ったエネルギーを例えるなら、母の胎内にいた頃のへその緒を通じて送られる生命の栄養、産まれた後なら母乳といったところでしょうか?
命を育むエネルギーなのです。

正遷座祭がつつがなく執り行われた後は母儀人基社もまたさらにパワフルなパワースポットとして甦るのでしょう!

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神在月に向けてのカウントダウン、出雲の神々の活性化……。佐太神社の正遷座祭はそんな神々の息吹と秋の訪れの合図なのかもしれませんね。

 

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