まるで大きな白い雪山? 豊穣の神の依代☆桜

是非皆様も満開の桜を愛で、美味しいお酒やお弁当を食べて神様と春を祝い、豊かさのエネルギーを享受してくださいね。

一気に暖かくなり、ニュースでも桜の開花が次々と放送されていますね。 今回はちょっと趣向を変えて、そんな桜が実はすごいパワースポットであるという事を皆様にお届けしたいと思います。

大平桜1

 

写真の桜は、島根県浜田市三隅町にある三隅大平桜(みすみおおびらさくら・2013年4月3日撮影)です。

この桜、ヒガン桜と山桜の性格を持ち合わせた、国の天然記念物の樹齢660年の巨木なのです。満開の様子といったら、まるで大きな白い雪山がそこに突然現れたかのようで、とても見事なのです。

大平桜2

 

この桜を観に行くと、毎年翁の精霊が声をかけてくれます。

道沿いに咲くまだ幼い桜たちにも、様々な精霊たちが宿って賑わっています。

桜は精霊だけではなく、お米の神様が降りるというのをご存じでしょうか?

桜の「サ」は「米」を表し、「クラ」は「磐座」を表すんだそうです。
そう、満開の桜はまさにお米の神様が降りられる期間限定の神社なのです!

桜が満開に咲き誇るとその年は豊作なんだそうです。
なので、桜を楽しむ花見は、まさに桜を依代として降りられたお米の神様と直会&祭りをするのと同じ事なのでしょう。
神様は人間と楽しく大騒ぎするのも大好きなのですから。

大平桜3

 

是非皆様も満開の桜を愛で、美味しいお酒やお弁当を食べて神様と春を祝い、豊かさのエネルギーを享受してくださいね。
ひらりと舞い散る桜吹雪を手に取って、そっと想いを込めて息を吹きかけて風に乗せれば、その想いは神様へのお手紙になるかもしれませんよ。

 

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