桜の季節が近づいてきました〜桜に関係するパワースポットにいってみませんか?

日本人にとって特別な花ともいえる「桜」。その美しい姿を堪能するのはもちろんですが、今年は御利益を得られるパワースポットを訪れて、スピリチュアルなエネルギーを受け取ってみませんか?

【開花予報のポイントとなる「休眠打破」】

「休眠打破」という言葉をご存じでしょうか? 似たような名前の眠気覚ましドリンクがあるので、そちらのイメージが強いかもしれませんが、こちらは桜の開花予報において「大きなポイントとなるもの」です。

桜の花が、花芽を形成するのは前の年の夏。しかしながら、それ以上成長することはなく「休眠」という状態にはいります。この状態で「一定期間低温にさらされる」と、休眠が解けて開花の準備をはじめます。このことを「休眠打破」というのです。昨年は、基本的に暖冬だったことから、休眠打破が遅れることが予想されています。

「気温が暖かいほど、桜の開花は早い」というイメージがありますが、実際には冬は寒く、その後、暖かくなることで早い開花となるのです。今年は暖冬の影響があったものの、休眠打破の後の気温も高いことから、開花時期は平年並みと予想されていますが、一部の地域では暖冬の影響で開花が遅れるところもあるようです。

東京は「3月22日」前後に開花が予想されている桜。お花見も楽しいものですが、今年は桜に関係が深いパワースポットを訪れてみるのはいかがでしょう?

 

【桜に包まれた京都の神社】

(ウィキペディアより)

(Wikipediaより)

まず最初に紹介するのは、ご神紋が桜であり、なおかつ境内には「400本もの桜の木」がある神社。それは京都府にある「平野神社」。こちらの神社は平安時代に花山天皇によって数千本もの桜が植えられたという歴史のある場所です。

御祭神は「平野皇大神(ひらのすめおおかみ)」という、ちょっと変わった神様です。名前からもわかるように、この神様はこの神社独自のものであり、他では祀られていません。さらに単一の神様ではなく、「今木大神(いまきおおかみ)」「久度神(くどかみ)」「古開神(ふるあきかみ)」「比賣神(ひめかみ)」という四柱の神様が集合した存在です。それぞれの神様の性質を統合すると、樹木のように成長する活力を与え、さらに生活に困らなくするとともに、女性を守護するという御利益があります。なんとなく、桜が持つイメージを四柱の神様に分割してから再統合したような感じもあります。

 

【4月一杯お花見ができる】

そんな御祭神が祀られている平野神社には多くの桜があるだけではなく、10月から咲き続ける「十月桜」をはじめとして、「珍しい桜」が多くあることでも知られています。境内にある「桜の種類は50種類以上」ということで、4月中にはほぼ確実に桜を見ることができるという希有な場所なのです。

 

【パワーストーンと縁の深い神社】

(ウィキペディアより)

(Wikipediaより)

強い御利益がある桜の木がある神社もあります。山梨県にある「金櫻神社(かなざくらじんじゃ)」は元々は山岳信仰の地であり、ご神宝として現地で発掘された「火の玉・水の玉」と呼ばれる水晶が祀られています。このことから、「パワーストーンである水晶にも縁の深い神社」なのですが、社名の由来ともなっているご神木は「金運をもたらしてくれる桜」だとされています。

 

【黄金の桜が金運をもたらす】

こちらの境内にご神木として祀られている、4月下旬から5月上旬にかけて淡い黄金色をした桜を咲かせる「鬱金の桜」は、古くから「金の成る木の金櫻」といわれ、開花した時期にその櫻を拝んで、水晶のお守りを授与されることで、「生涯金運に恵まれる」のだそうです。

(ウィキペディアより)

(Wikipediaより)

日本人にとって特別な花ともいえる「桜」。その美しい姿を堪能するのはもちろんですが、今年は御利益を得られるパワースポットを訪れて、スピリチュアルなエネルギーを受け取ってみませんか?

 

今回紹介したスポット一覧:
平野神社
京都府京都市 北区平野宮本町1

金櫻神社
山梨県甲府市御岳町2347