人生を豊かにするために忘れてはならない大切なこと〜QOLというコトバをご存知ですか?

QOLというコトバをご存知ですか?

突然ですがアナタは『QOL』というコトバをご存知ですか?
ちなみに「クオル」ではありません。

「キューオーエル」と読みます。

なんの略かというと「quality of life」です。
直訳すると「生活の質」ですね。

わりと有名なコトバですし、私もときどき使っているので通じているとは思いますが、念のために少しだけ解説しますね。

QOLというのは、あくまでも「その人」というのがポイントです。
つまり、アナタのQOLの話をしているときは、あなたにとっての人生の質について話しているということです。

だからアルファベット3文字でQOLと言っても、細かいことを言えば必ずしもみんなが同じ解釈というわけではないのです。

極端な話をすれば年収が一億円ならQOLが高いのかというと、必ずしもそうではないということです。
その人がその人らしく充実した人生を過ごせているかが問題なのです。

言い切ってしまえば「アナタはどう生きれば充実させられますか?」という話なのです。

だから「私は病気だからQOLが低いんです……」というのは間違いということです。
QOLは病気だから下がるというものではありません。
アナタにとってのアナタらしい人生の充実度の話なので、病気なら病気なりに自分で人生の質を良くしようとして、実際に素晴らしいと思えているのであれば、「QOLは高い」ということになります。

病気ではなくて貧乏でも外見が悪くても関係ありません。
人はついつい誰かと比較して自分の人生の質を測ろうとしますが、アナタの人生の質は自分で解釈して、自分なりに充実させて欲しいのです。

 

QOLを高めるにはどうしたらいいの?

では、どうしたらQOLをあげられるのでしょうか。
それはそんなに難しいことではありません。

もちろん人によってQOLの細かい定義は変わってきます。
ただ殆どの人間に共通する点であろうポイントを押さえておくことで少なからずQOLを向上させられるはずです。
それを今から一緒に見て行きましょう。

1.自分を嫌わない

自分を嫌っていたらハッキリ言って意味がありません。
誰かに自分を愛して貰おうとしても、愛して貰えたとしても結局は自分で自分を嫌っているので嬉しくありません。
嬉しく無ければ人生に充実などありえません。
まずは自分ありきです。

時にはうまくいかないことや、理不尽なこともあると思いますし自己嫌悪に陥ることもあると思います。
でも、納得いかなかろうが何だろうが、アナタ自身は一生懸命生きているはずなのです。
だからこそ、今もこうして生きているのです。

病気があろうと借金があろうと関係ありません。
自分を否定したらその時点でQOLはどん底まで下がります。
それをしなければ後はQOLを上げて行くだけです。

仮に自分が好きでは無くても、それはそれである程度は良いです。
完全に自分だけを愛しすぎて他者が見えなくなってしまったらそれもアウトです。

自分の事がそれほど好きでは無くても嫌っていなければ今後、自分を好きになる可能性は高まっていきます。

「まぁ、今はこんな感じだけどOKかな。よくやってるよ、私」

という感覚で充分です。
人間は否定されると生きているのが嫌になってきます。
でも否定していなければ可能性があるわけで、つまり人生が充実して来るのです。