同じグリーンサラダでも、どの野菜を選ぶかで栄養価は異なってきます。
賢く食べて健康になりましょう!
ハンバーガーと一緒にサラダを食べれば確実に健康効果はあるでしょう。
とはいえ、すべての葉物野菜が同じというわけではありません。「スーパーフード」と称されるものもあれば、ほとんど栄養価のないものもあります。
例えば、アイスバーグレタスはサラダの具材として最もよく使われていますが、健康効果の最も小さい葉物野菜の一つです。栄養価があまりに低いため、一部の食品店は取り扱いを停止しました。
以下にサラダにお勧めの葉物野菜を5つご紹介します。
1)ケール
ケールはこのところ話題を集めていますが、それには相応の理由があります。ビタミン含有量が多く、中でもビタミンA、C、Kを多く含んでいます。ビタミンKは血液凝固を調整(促進・抑制)したり、出血多量を防いだりする唯一の栄養素であるため、これを含むケールは優秀な野菜といえます。
2)ほうれん草
ほうれん草は総合的に見て、最も健康効果の高い葉物野菜の一つです。ビタミンのほか、カリウム、鉄分といった微量栄養素も含んでいます。カリウムも鉄分も、血液細胞や血圧の調整には不可欠な栄養素です。
3)チャード
Source: http://www.longevitylive.com/nutrition-body/healthy-eating/choose-your-salad-greens-wisely/
チャードもエネルギーの高い食品です。カロリーがほとんどない(1カップ7カロリー)にもかかわらず、栄養が詰まっています。筋肉や神経機能に必要なマグネシウムを大量に含んでいます。
〔豆知識〕ほかの葉物野菜よりビタミンKを多く含んでいます。
チャードを1カップで一日の必要量の3倍近くを摂取することができます。
4)ロメインレタス
ロメインレタスはサラダに入れる具材としてはかなり一般的な野菜です。栄養価も比較的高く、慢性病のリスク低減効果に基づく「強力フード(powerhouse food)」トップ10にも入っています。
5)クレソン
クレソンはケールと同様にビタミンA、C、Kの含有量が非常に高いのですが、カロリーはケールよりずっと低い野菜です。1カップのカロリー数は、ケールの33カロリーに対し、クレソンはわずか4カロリーです。
[豆知識]クレソンを食べれば糖尿病2型のリスクが低減します。
スーパーでこの野菜を見つけるのは難しいかもしれませんが、皆様はお庭でも手軽にクレソンを栽培することができます。