創造の大いなる秘密が秘められた「神聖幾何学図形・模様」とは?

神聖幾何学

【大宇宙から素粒子まで、すべてがもつ神聖幾何学図形・模様】

本サイトをよくご覧になっている方なら、一度ならず「神聖幾何学図形・模様」という言葉を聞いたことがあると思います。
でも、その言葉を説明しろと言われても、なかなか難しいですよね。

そこでこの記事では簡単に、「目に見える大きな宇宙から、目には見えない小さなものまでをデザインしたパターンです」と定義します。
これならわかりやすいでしょう。

森羅万象にはそれぞれ役割があり、それを果たすことでこの宇宙は調和しながら成長を続けています。なぜ、調和できるのか、その秘密を解くカギが、「神聖幾何学図形・模様」です。
例えば、惑星の配列や形、人間や動物のプロポーションや臓器の位置、草花や魚介類のカタチなどにもすべて、神聖幾何学が潜んでいます。
そしてそれぞれの存在たちが、役割を果たすために必要な原理や法則性、エネルギーを生み出しているのです。

さらに神聖幾何学図形・模様の中には、3次元世界だけではなく、目には見えない霊的な世界から、創造主の世界にまでに至る多次元世界の原理や法則性、エネルギーを表すものもあります。
そのため、そのデザイン・パターンは、シンプルなものから複雑なものまでが、さまざまに存在しているのです。

 

【生命の連鎖を創造する「ハニカム構造」とは?】

それでも多くの人にとって、神聖幾何学を身近に感じる機会は少ないため、「いったいどう役に立つの?」と思ってしまいますよね。
そこで、実際に役立っている神聖幾何学図形の一例として「ハニカム構造」をご紹介しましょう。

神聖幾何学

ハニカムは英語のhoneycomb(ハニーコム:ミツバチの櫛、巣)に由来し、ハニカム構造とは、蜂が巣作りの際に創り出している、正六角形をつなげ合わせた構造のことです。
蜂は巣の中に正六角柱の空間をいくつも作り、そこに蜜を貯めていきます。このことを発見した人間は、ハニカム構造を科学的に分析し、大きく2つの発見をします。

1. 正六角、正六角柱をつなげると、限られたスペースを最も有効に活用できること。
2. ハニカム構造は、巣を軽くし、かつ、最大量の蜜が保存できるように強度を高めていること。

つまり蜂にとってハニカム構造は、「種の存続に欠かせないデザイン・パターン」なのです。そして受粉の媒介やはちみつを提供する蜂の存在は、他の植物や生命にとっても欠かせない存在です。
ハニカム構造という神聖幾何学図形・模様には、蜂だけでなく、他のさまざまな生命の連鎖にもかかわる「創造の叡智」が秘められているというわけです。

神聖幾何学

ちなみにハニカム構造をヒントにした人類最大の発見とされているのが、日本人が考案した新素材「カーボンナノチューブ」です。
アルミニウムの約半分の軽さ、鋼鉄の100倍の強度、ダイヤモンドの2倍の硬さを持ち、将来的には、地球と宇宙ステーションを結ぶ軌道エレベーターなどにも利用される可能性があるそうです。

蜂のDNAに秘められた科学が、人類の科学までも大きく飛躍させるなんて、まさに神聖幾何学の「神聖」たる理由を象徴しているのではないでしょうか。

神聖幾何学に関する記事はこちらも参考にしてくださいね!
https://www.el-aura.com/sacred-geometry20161014/

 

★神聖幾何学アーティスト「ありのまみ」さんによる(初級)神聖幾何学アーティスト養成スクール10月開催!
https://www.trinitynavi.com/products/detail.php?product_id=1945