あなたの目の前の世界は、あなたの潜在意識が創り出している世界です。
しかし、『新たな自分』を潜在意識に書き込もうとしても、潜在意識は簡単には書き換えられません。

前回までにお伝えした“潜在意識を使いこなせない原因と解決策”
『宿命の範囲内の願望しか叶えられない』
『潜在意識の書き換えには最低3ヶ月、一日も欠かさない働きかけが必要』
これ以外にも、原因と解決策があります。

原因その3『潜在意識の状態』

人は生まれた瞬間は潜在意識しか働いていません。
赤ちゃんの時は『お腹がすいた！』『眠い！』本能や感情の赴くまま泣いたり笑ったりします。
思考を使い出すのは、しばらくしてからです。

思考を働かせ人の気持ちを考え行動し、学校で勉強をして色々と考え、あらゆる失敗や成功を繰返し多くの経験を積む間に、潜在意識よりも顕在意識の方が使われるようになり、次第に潜在意識は出番を失い凝り固まっていきます。

例えばあなたがアルバイト先を探す時、勤務地や時給、仕事内容などを見比べ
『自分に合った仕事は？』『同世代の人が多い方が働きやすそう』
など顕在意識をフル回転させて決定していませんか？
それとも、条件などは見比べず思考を働かせず、直感で『ここだ！』と決めていますか？

ほとんどの人が前者ではないでしょうか？
同様に日常生活のほとんどを潜在意識の直感ではなく、顕在意識であれこれ考えて運命の選択を繰り返してしまいます。

すると次第に、潜在意識はあなたの人生を最良へと導くヒント“直感”や“虫の知らせ”を送ってくれなくなっていきます。

こうして使われなくなった潜在意識は、筋肉のように徐々に硬化して不活性な状態になり、益々顕在意識があなたの“運命の選択”を支配していきます。

当然ながら、ガッチガチに凝り固まった潜在意識を突然使いこなそうとしても、そんなに都合良く動いてくれるはずもありません。

まずは、筋肉を揉みほぐすように少しずつ潜在意識を活性化させ、機能させていく必要があります。揉みほぐすと言っても、頭の中に手を突っ込んでどうにか出来るものでもありません。

有効な方法としては『潜在意識にエネルギーを与える』ことです。

そもそもエネルギーを持たない凝り固まった潜在意識は、ガソリンを入れていないサビ付いた車と同じで、動き出すことは出来ません。
車も、整備をしてガソリンを入れて、正常な状態にして初めて動き出せます。

潜在意識も同じで、凝り固まった不活性な潜在意識にエネルギーを与えて揉みほぐし、正常な状態にして初めて、あなたが考えた理想の未来の具現化に機能し、『新しい自分』が創り出されていきます。

しかし潜在意識が不活性な状態では、あなたの意識の癖が創り出した『今までと同じ自分』しか創り出せません。

潜在意識を使いこなして、あなたの望む未来『新しい自分』を創り出すために、潜在意識にエネルギーを送ってみましょう！

自分で自分の潜在意識にエネルギーを送ることが難しい人は、エネルギーヒーリングという方法があります。
もちろん、送るのは“ポジティブ”なエネルギーでなければ意味がありませんし、3ヶ月以上毎日エネルギーを送り続けなければ、時間と共に元の凝り固まった状態へと戻ってしまうのでご注意くださいね。

さあ、三回目を読み終えて、あなたが潜在意識で『新しい自分』を創り出せない原因はどれだか分かりましたか？

『宿命の範囲外の願望を叶えようとしている』
『3ヶ月以上毎日継続して潜在意識に働きかけていない』
『潜在意識がエネルギーで十分に活性化されていない』

もしも全てクリアされているのに『新しい自分』を創り出せないとしたら、残すは“あれ”しかないのかもしれません。

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