コラム「幸せにでもなってみるか」Part.2　〜氣の本質は“愛”〜

～　氣・波動とは？　～

「氣」それは森羅万象、全てのものに存在する根源エネルギー。
それは特別なエネルギーのように感じるかもしれないけど、決してそうではない。
どこか懐かしくもあり、時にはワクワクするほど斬新で、深く癒されることもあれば、荒々しくもある。
そう、誰でも感じることができる身近な存在。

その呼び方は様々で、「氣、オーラ、プラーナ、マナ、フォース、波動……」などと呼ばれている。

それは僕らの日常会話の中からも感じることができる。
「気に入る、気になる、気が気でない、気をとりなおす、その気になる……」
日本人なら誰でも親しみがあり、良く使われている言葉ばかりだ。

たとえば地球にだって気のエネルギーはある。
それは「大気」。
良く天気予報でこういった予報を耳にする。“西高東低の冬型気圧配置へと変わり、大気の状態が不安定となります。雨、落雷、ヒョウなどにご注意ください”。
地球だって僕ら人間と同じように、気難しいときくらいある。そんな時の注意予報だ。

そうやって森羅万象全てのものが、その恩恵を知らず知らずのうちに受けている。

～　氣のエネルギーが生死を生む　～

東洋では、「気が集まり生となり、気が散ることで死となる」といった思想がある。
つまり僕も、あなたも「気」が集まった結果によって存在していることになる。

それはいったいどういうことだろう？

たとえば、僕はある日、突然ひょっこり誕生したわけでも、ましてや茸のように生えて来たわけでもない。
ちゃんと父や母という存在を経由して、僕はこの世に誕生してきた。
気というエネルギーによって両親が引き寄せられ、そして僕は誕生したんだ。
親は子供を選べないし、逆もそうだ。生まれてくる国も星も選ぶことができない。ただ、気というエネルギーに導かれるがまま生まれ、存在している。

～　氣の本質は“愛”　～

では、気のエネルギーが生み出す、それら全ては偶然のことなのだろうか？
僕やあなたは、偶然この星に存在しているのだろうか？
もし、それらの力が偶然であるなら、この世界にある全ての物事が偶然に生まれてきたことになる。

では、突然ですが飛行機はどうやって空を飛んでいると思いますか？
航空力学など、お堅い話は抜きにしよう。

それはズバリ！「気(き)愛(あい)」で空を飛んでいるのです。

人類が昔から憧れ続けた“空を飛びたい”という熱い思いを諦めなかった人達がいるからなんだ。つまりそんな彼らの情熱、気愛で飛行機は空を飛んでいる。
もちろんすぐに成功することなど無かっただろう。でも諦めず、彼らは何度も挑戦続け、気愛を持ち続けた。
そのおかげで現在、僕は福岡～東京間の空の旅を1万円ほどで快適に移動できている。

あなたが今、この記事を見ているパソコンやスマート・フォンも同じように気愛で生まれてきたもの。
こんなのいいな？　できたらいいな？　そんな、たくさんの気愛が全てを生み出してきたんだ。

つまり、僕が言いたいことは、「気」の本質は「愛」ということ。
全ての存在が気という愛の恩恵を受けながら存在している。
だけど、気も愛もずっと留めることはできない。それは時間という流れに沿うように循環し続けなければならないからだ。

“気が集まることにより生となり、気が散ることによって死となる。
やがて散った気は新たに集まり、新しい存在として生まれる。”

この世界に存在する全ての物事は、僕らと同じ気という愛のエネルギーの中で、循環を繰り返しながら存在し続けているんだ。

だから、自分に必要なものだけを引き寄せようとせず、気愛がもたらしてくれる循環の中に身をおいて、あるがままを受け入れてみる。

すると気の本質である愛の力を、この宇宙の偉大な存在が生み出した奇跡を、心地よく感じることができるはずだよ。

前回の記事はコチラ：
コラム「幸せにでもなってみるか」Part.1
〜あなたには魔法のような力がある〜

下假岳人（シモカリガクト）福岡県福岡市生まれ/
気功家、ヒーラー、作家
REIKIKOU ENERGY WORKS代表
日本レイキ・気功協会代表
福岡市教育委員会・気功講師
（東京・大阪・奈良・京都・福岡）etc、各学校・協会外部講師

海難落雷事故の経験により、異次元論や宗教哲学に目覚める。
中国気功を学びながら霊気（REIKI）と出会い師範を取得。
道(TAO)思想・陰陽五行・神仙道を主体とし気功と霊気を融合し、独自のスタイルで構成した<霊気功>を確立、「幸せ体質改善」「更に輝くオーラ作り」とした幸せである為の”究極メソッド”を中心としたメンタルトレーニング（霊気功）による、ストレス除去、自然治癒力を高める呼吸法など、企業や職場、学校、院内、各種施設等で手軽にできる気功法を全国でワークショップ開催中。
小学生からお年寄りまで幅広い年齢層がワークショップへ参加している。
その他の著書に「幸せにでもなってみるか」「何かいい感じ」「幸の素」などがある。

公式ホームページ
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下假岳人・公式ブログ「何かいい感じ」
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