今最も注目を集めている第7の栄養素ファイトケミカル

最近では「老化を防止」し、ガンや動脈硬化といった「現代人の死因でもトップクラスのものを予防する」働きがあるとして、「ファイトケミカル」が第7の栄養素として注目されつつあります。

 

【ファイトケミカルを効率よく摂取するポイント】

そんなファイトケミカルですが、今後の研究によって、より素晴らしいものが見つかる可能性もありますが、現在は「野菜を積極的に取る」のが、一番手軽にファイトケミカルを摂取する方法です。

しかしながら、ファイトケミカルを効率的にとるためには、ひとつポイントがあります。それは「しっかりと煮込む」こと。

ファイトケミカルは食物繊維をはじめとした、頑丈な細胞に護られているために、生で食べたり、炒めたりするだけでは吸収しにくいのです。そのために、「熱を一定時間加えることで、成分が煮汁に溶け出して、手軽に取り入れることが可能になる」のです。ちなみにこのように処理することで、サラダや野菜ジュースなどに比べて、少なくとも「十数倍の抗酸化作用を得られる」ともいわれています。


 
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【野菜スープで老化防止と免疫力アップ】

これらのことを考えると、ファイトケミカルを効率的に摂取するためには、「野菜スープ」がベストということになります。

カレーなどで使うお馴染みの、「ニンジン」「タマネギ」「トマト」を使った野菜スープでも、抗酸化作用を高めることができます。ただし、ニンジンは「皮を剥かないで使うのがポイント」です。基本的に、ファイトケミカルは皮に多く含まれていますので、ニンジンやトマトに限らず、野菜スープをつくる場合は、なるべく皮を剥かないで野菜を使うようにして下さい。

これから寒い季節になっていきますので、体調を崩さないためにも、ファイトケミカルがたっぷり溶け出した野菜スープを作って、朝食に毎日飲むようにするという習慣を身につけてみるのはいかがでしょう? なにかと忙しい年末を元気に乗り切れるはずです。

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What’s phytochemicals?
It ingests the phytochemicals in vegetable soup.