過去世の記憶は癒しのテーマ〜「綿毛に包まれて生きていく」Vol.20 

私たちは、自分の魂の成長に此処に居るのですが、忘れてはいけないのがこの“自身のトラウマの癒し”も大きな目的であること。

新撰組や坂本竜馬などが活躍する幕末。
日本の歴史が不得意な私なのに、幕末だけは今でも得意。娘もでした。この有名なキャラクターの一部とは言いません。でも恐らく見れる環境にあったのは間違いありません。
あの頃の匂いなど覚えていて、東京都の日野へ新撰組の親族の方に会いに行った時に、はっきりと懐かしさが感じられ匂いが同じだったのです。

これはあまり証拠として提示しにくいのですが
私は土方歳三にシンパシーを感じていて、生き方なども手に取るように感じました。
エンパシー能力のせいかもしれません。

娘は沖田総司が大好きでした。しかし斉藤一との縁が深かったようです。
彼の写真を見たり話をしていると、何故か必ず刀先で切ったような傷が出来ていました。
一さんだったのかな? 親族かな? みたいな感じですね。
ただ、先に書いた刃物が身体を貫く感じはこの頃のことかもしれません。
幕末好きな私はもっと探求したかったのですが、娘と絡んでいるところもあり、相棒が居ない今は、この先を知りたいかどうかはわかりません。

それからワンシーンずつ。
私は固められた地面に長方形に図られたように掘った地面に私は横になっています。
逃げられないようにされ、親族や友人などが上から見つめています。
涙が止まりません。家族も悲痛な顔をしています。
そして土を上からかけられます。そうです。神への捧げものとして私は生き埋めにされています。
そのシーンのみで、かなり古い時代、紀元前、場所も特定できずにいます。

それからフランス革命の頃。金髪の男の子でした。
下水道の空間に住んでいました。泥棒などして食い繋いでいました。
この下水道を出ると、農具などを担いで団体で歩いている人々を見ることが出来ました。
先頭近くに居た女性に何らかの感情がありました。
母みたいな……。そしてWebテレビで知り合った方と、その頃出会っていて、一緒にその子と下水道などを使って、街中を歩き回っていたこと、下水道や壁越しに音楽を聴いていたことも思い出しました。

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そしてかなり長くストーリーを覚えているのが、ハーブを調合して田舎に住んでいたこと。
祖母と自然の中で暮らしていました。
最初は、その情景も見えず、私の目の前にいくつもの目が見えました。
どれも冷たくて恐ろしい目でした。
それを見た時に悲鳴をあげて退行瞑想から飛び起きました。
それをきっかけに思い出し始めたのです。

私の住んでいた村はとても小さな村で、昔から祖母がハーブを調合したものを薬として暮らしていました。
ですから祖母は常に感謝され、とても穏やかに暮らしていました。
私は祖母に育てられていたので、ハーブの知識も受け継いでいました。
そしてほどなくして祖母が亡くなり、私は祖母と同じようにハーブを求める人に調合して暮らしていました。この村は大変貧しかった。

その頃、魔女狩りがこの辺りにもやってきました。
魔女を差し出すと多額の褒章金が出ました。私は魔女ではありません。
ただハーブの知識があっただけです。これまで私に感謝してきた村人は、お金に目が眩んで、私を魔女として突き出しました。
私はもちろん否定しましたが火あぶりにされます。磔にされ、恨みと恐怖の混じった感情になりました。
その時に上から神が下りてきて
「見よ! この民の罪をお前が自ら贖えるのだ!」
「神よ、私は何故この者達の罪を贖うのか?」
「私がやったようにお前もこうして磔にされている。さあ、あの者達を見るのだ!」
私は、村人たちが見物に来ている姿を見ました。
なんて愚かな人々だろうと思いましたし、あれだけハーブを調合して病を治して来たのに、これが私への恩返しなのか? と考えると憎しみでいっぱいになりました。
しかし、後ろの方を見ると声を出して反対はしなかったが、ずっと悲しげにしていた3人の子連れの女性が声を抑えて泣いていました。
「あの者はこの事に反対しているが、恐怖の為に声に出せない。お前を思い深く傷つき泣いているのだ。」私は何も言えずに目を閉じた。時間が来たのだ。足元に火が付いた。私は怖かったが、あの女性の思いで胸がいっぱいだった。「お前は苦しまない。安心しなさい。」
と神に抱きしめられると、肉体が焼ける匂いなど強烈に感じるにも関わらず熱さも、痛さもなかった。私は神に抱かれながら肉体から出て上がっていくのを感じました。とても安らかな気分でした。
私にはこんな記憶がありました。
この経験は、私の現代のトラウマなど、顕著に結び付けられる内容でした。
さて、何故このような経験を積み重ねてトラウマなどを何回も生まれる中に積み重ねていたのでしょう。
これが癒されることはあるのでしょうか……。