30代は生理前・生理中に落ち込むのがうつにも! 明るく過ごすためのセロトニンケア

通勤で歩く時間があれば、ただ歩くよりは5分だけと決めて少しリズムをつけて歩いてみましょう。

あなたは生理前・生理中に気分が落ち込んでしまうことはありますか?

「生理前になると気持ちが不安定になって泣いてしまいます」

「生理前から生理中は気分が落ち込んでしまい、なにもしたくありません
こんな自分がいやです」
という相談が私にはよく届きます。

とくに、30代は仕事でも責任ある立場になったり、忙しくなったりしやすい時期ですし、出産後の子育てもあって女性ホルモンのはたらきがアンバランスになり、生理前や生理中に気持ちが不安定になって落ち込みやすくなります。

生理前や生理中に落ち込んだり泣いてしまったり気持ちが不安になりやすいのは、生理の2週間前から生理にかけて女性ホルモンのエストロゲンの量が減っていくことが影響してしまうため、あなたの性格のせいではないのですが、
あまりにも続くとうつ病にまでなってしまい、仕事や家庭に悪影響が出てしまうことにもなるので注意が必要です。

それに、いつもいつも生理前や生理中に落ち込んでいる自分もいやになってしまいますよね。

 

生理前や生理中に落ち込んでしまうのをそのままにしてうつ病にまでなってしまったらこわい!

せっかく仕事や家庭でがんばっているのに、うつ病になってしまって家事もできない、仕事もできない状態になったら、あなたのこれからの人生が変わってしまいますから「こわい」と思いませんか?

私が保健センターに勤務していたときは、うつ病になった方のフォローをする仕事もしていました。
一度うつ病になってしまって仕事を長期に休んだ場合、そのまま家にひきこもるようなってしまって、また仕事に復帰できている女性はあまりいませんでした。

家庭がある女性も、一度うつ病にまでなってしまうと、なかなか回復せずに、家族ともうまくコミュニケーションがとれずに家庭内で家族がバラバラになっていることもよくありました。

生理前や生理中に落ち込んでしまっていたことが、やがてはうつ病になってしまうと、仕事にも家庭にもこわいことが起きるのです。

 

生理前はセロトニン不足で落ち込みやすい!

生理前や生理中に気分が落ち込んでしまうのに影響しているのは女性ホルモンだけではなく、セロトニン不足もあります。

セロトニンって知っていますか?

セロトニンは気持ちを安定させる脳内神経伝達物質で、別名「幸せホルモン」と呼ばれています。
セロトニンが出て気持ちが安定していると幸せな気持ちになりやすいからです。