春分に本当の姿を見せるピラミッド!太陽、オシリス、トート…知っておくとタメになるエジプト豆知識/並木良和2023春分ワーク情報

アメリカのシャスタ山、セドナ、ペルーのマチュピチュ、日本の霊峰富士など地球のパワースポットと呼ばれる場所はいくつかありますが、そのうちの一つにエジプトのピラミッドもあります。神秘的で謎の多いピラミッドですが、並木良和さんによれば、「ピラミッドは宇宙種族が仕掛けた惑星アセンションのスイッチの一つ」と仰っています。

並木さんは、過去生においてエジプト新王国第19王朝のファラオ、ラムセス2世(Ramesses II、紀元前1303年頃-紀元前1213年頃)の時に神官をしていた記憶を持っていらっしゃるそうで、今世においてはエジプトが好きで複数回行かれており、神々と繋がりワークをされていらっしゃいます。そこで、この記事では知っているようであまり知らないエジプトの神々や豆知識についてご紹介します!

◆鉄腕アトムの語源となった、原初の神「アトゥム神」
エジプト神話は「アトゥム神」から始まります。アトゥムと聞いて、ピンときた方はご明察。鉄腕アトムです。「アトム」は原子と訳され、これ以上分割できないもの。完全なものを意味し、原子の語源となった天地創造の神様です。また、アトゥム神はファラオの魂が神になるのを助ける冥界を旅する魂を守る神でもあります。のちに「太陽神ラー」と習合し、「ラー・アトゥム神」となります。

◆ファラオは、「太陽神ラー」の息子
エジプト王国の王は「ファラオ」。ファラオは神々の子孫とされ、「太陽神ラー」の息子と捉えられた経緯があります。そして、エジプトでは太陽のことを「ラー」と呼びます。太陽神ラーは太陽そのもの。朝は東から昇り、夕方に西の空へ沈む。一日のうちに死と再生を繰り返す不死の存在であり、王朝の守護神でもあります。

◆最初にミイラになったのは、「オシリス神」
大地の神「ゲプ」と天空の神「ヌト」の間に4人きょうだいの長男として生まれたのが「オシリス神」です。古代エジプトでは生産を司る農耕神にして、死と復活の神、冥界の支配者とされる男神。弟のセトに嫉妬され、体を14分割されてしまいエジプト中に撒かれてしまったのですが、妻「イシス」が拾い集め、冥界の神「アヌビス」にミイラにし生き返らせてもらいました。最初にミイラとなった王(ファラオ)とも言われています。なお、オシリスの祭日は春分に当たります。エジプトでゲートキーパーをされているトレイシーアッシュさんによれば、神話の中で春分のゲートウェイを使うということが記述されており、大ピラミッドとオシリス、キリストの結びつきが伺えるとのことです。

◆冥界の神「アヌビス」は犬
エジプトでは犬や猫などの動物も神様で、冥界の神「アヌビス」は黒い犬です。ギリシャ語で「若い犬」を意味し、アフリカンゴールデンウルフの頭部を持つ半獣として描かれています。アヌビスの体が真っ黒に描かれているのは、ミイラづくりの神であることから。冥府の神として、死者の眠りとその魂を守る役割を担っています。

◆春分と秋分の日にだけ、本当の姿を見せてくれるギザの大ピラミッド
春分と秋分の日の太陽の角度に合わせて古代エジプト人たちによって作られたのが、ギザの大ピラミッド。古代エジプト人は天文学や占星術の祖とされており、太陽が真東から昇って真西に沈む「春分」「秋分」を重要視していたようです。トレイシーアッシュさんによれば、春分の日には「大ピラミッドはどちらの方向にも影ができない」という事実があり、この日を使って、自分自身の内にある影の部分をヒーリングし、深く浄化するというセレモニーをすることが可能となるようです。

◆ピラミッドの建設を伝えたのは、「トート神」
初めてのピラミッドが誕生したのが、約4700年前とされています。日本では縄文時代に当たる時期に巨大な建物が作られたわけですが、いまだ建設方法についてははっきりとしていません。非常にミステリアスなピラミッドですが、建設方法を伝えたのは知恵を司る神「トート神」と言われています。月の神、書記の守護者であり、時の管理者、楽器の開発者、創造神、医療の神など様々な顔を持っています。魔法に通じており、イシスに数多くの呪文を伝授。「大いなる導きヒヒ」と呼ばれるとともにヒヒの姿で描かれることも多い神様です。

◆「イシス」、「ハトホル」はエジプトで広く信仰されている女神さま
オシリスについて上述しましたが、その妻である「イシス」は古代エジプトで最も広く信仰されている豊穣の女神。名前の由来は「命を与える者」。イシスは、日本神話においてはイザナミ、キリスト教では聖母マリアと同一視される存在と言われています。

イシスに次いで広く崇拝されているのが「ハトホル」です。太陽神ラーの娘または妻、ホルスの母、時に妻とされ、古代エジプトの天空と愛、美、母性を司る女神さまです。ギリシャではアフロディーテー、ローマのウェヌスと同一視される存在。日本神話では、木花咲耶比売(コノハナサクヤヒメ)が存在としては近いかもしれません。

◆天空神「ホルス」は、イシスとオシリスの子ども
天空神として知られる「ホルス神」は女神イシスとオシリスの子ども、あるいはラーの子どもとされています。エジプト9柱の神の1柱。父オシリスが弟であるセト(※ホルスにとっては叔父)に暗殺され、その敵を討ったのちに次の王となりました。

ハヤブサまたはハヤブサの頭を持つ人物として表現され、現世の統治者。太陽神としての面もあり、太陽神ラーと間違えられることが多いですが、存在としては別個のものとなります。なお、ホルスは、日本神話においては八咫烏と同一視される存在と言われています。

以上、知っておくとタメになるエジプトの神々や豆知識についてご紹介しました。人類を魅了し続けているピラミッド。存在そのものがミステリアス。そして、春分・秋分の日のピラミッドは年に2回しかない奇跡のタイミングですが、2023年春分の日にエジプトに訪れる並木良和さんが、エジプトでゲートキーパーをしている神秘家のトレイシーアッシュさんとコラボワークをします。二人が起こすアルケミー(錬金術)により、皆様に劇的な大変容をもたらします。

■並木良和2023春分特別ワークinエジプト3/21神聖なる自己を思い出すためのイニシエーションhttps://www.trinitynavi.com/products/detail.php?product_id=4171