コロナウイルスが変える人生。もうイギリスに住まないという選択肢【Part.6】の続きです。
夜中に胃が痛くて動けなくなる
2020年6月20日㈯、寝ているときに激しい痛みに襲われました。
夜中に胃が痛くて右側に身体を動かしたまま、動けなくなりました。
寝ている夫に声を掛けて、痛みがあることを伝えてゆっくりと動かしてもらいました。
夫が助けてくれたお陰でその後は痛みが和らぎ、回復しました。
いきなりイギリス暮らしを辞めて、イタリアに移住する提案の決断が迫られているタイミングでした。
考え過ぎてストレスで胃が痛くなったのでしょうか。
この胃の痛み……
久しぶりだ……
前はいつだったかな。
あ……
息子を妊娠した時にも、同じように胃の痛みで身体が動かなくなったことを思い出しました。
英語圏でなくなることの不安
わたしはイタリアの義母が大好きですし、イタリア行き自体は全く反対ではありませんでした。
しかし、来月からイタリアに移住ということに心の準備が全く追いつきませんでした。
つい最近まで、イギリスで家を買う話をしていたのに……
最大の不安が英語圏でなくなることでした。
英国ならばイギリス人のママと会話はできる
わたしは英語がペラペラではありませんが、英国ならばイギリス人のママと(難しくないレベル)の会話はできます。
また、(難しくないレベル)のメールを送ることもできます。
英語検定2級をロンドンで取得したので、レベルで言えば高校卒業程度です。
日本英語検定協会の公式サイトによると、2級はビジネスシーンでも採用試験の履歴書などで英語力をアピールできるそうです。
英検2級レベルだと難しい書類などは全く分からないですし、イギリス人との会話が途中からだんだんわからなくなることもあります。
しかし、ロンドンで妊娠出産を経験しているのでその辺りの単語は一通り理解できますし、息子の体調に関することも病院で伝えることはある程度できます。
英語ができる! ペラペラレベルではありませんが、英会話を自分なりに楽しんでいました。
それがイタリア語になるのか……
わたしは息子の病院にも一人で連れて行けない……
大丈夫なのだろうか……
英語ならできることが、イタリア語ならば全くわからない……
この不安が1番大きかったです。
そして、息子が英語環境でなくなる不安もありました。
息子が英語ネイティブに育つことを楽しみにしていた
わたしは息子には不自由なく自然と英語が習得できる環境を与えたいと考えていました。
やはり英語ができれば得です。
そしてスポンジのように言語が習得できる幼少期に英語脳を身につけてあげたいと考えていました。
息子にとって、英語ができることは彼の人生に素晴らしい影響を与えると思っていました。
もちろん、日本語も話せるようになって欲しいですが、英語ができることに大きな魅力を感じていました。
息子がイタリア語環境になるのか……
英語環境でなくて良いのだろうか……
そのことが大きく引っかかりました。
そしてもう一つ、大きく引っかかったことが、イギリスに二度と戻れない不安です。
続きは次回、お伝えします。
♦国際結婚生活〜パバンめいのロンドンの暮らし方
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