コロナウイルスが変える人生。もうイギリスに住まないという選択肢【Part.8】

イギリス

コロナウイルスが変える人生。もうイギリスに住まないという選択肢【Part.7】の続きです。

 

イタリア移住への3つの不安

前回、お伝えしたように英語圏でなくなる不安は大きかったです。
ただ、別に英語がペラペラというほどでもないですし、英語だから快適ということでもないのですが…
英語ならばある程度、会話はわかります。
イタリア語環境になることを想像した時に思い出したことがあります。
今年の年明けにイタリアで夫の友人家族と集まる機会がありました。
中国人のママはイタリアで暮らしているので、イタリア人のママと会話ができていたのですが、わたしは会話に全くついていけませんでした。

この会話が英語ならば理解できそうなのに……
と思った出来事でした。

会話を理解したいのに全くわからない…という状態でした。

中国人のママとは英会話で話せるのですが、イタリア人のママは英語がどこまでできるのかは謎でした。
イタリア人は英語が上手な人も多いですが、この時にご一緒したママはきっとそこまで英語を話されないのだと思います。

どちらにしても英語圏でないので、イタリア語は必須です。

ですから1つめの不安は生活が、イタリア語になることでした。

そして2つめの不安は、イギリスに二度と戻れないこと。
3つめの不安は車が必須になること。

では2つめの不安から、お話していきます。

 

イギリスに二度と戻れない不安

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EU離脱で今までと滞在できる条件が変わったので、またイギリスに住みたい!と思ったからといって戻れないです。

EU離脱がなければ、簡単にEU圏内に住み、仕事を見つけることができました。

日本だと同じアジアだからといって、簡単に違う国に住み仕事を見つけられないですがEU圏内だとそれができるのです。

「イタリアが合わなければ、イギリスに戻ればいいじゃん!」
ということはできないのです。
つまり、片道切符です。

息子を2018年にロンドンで出産しましたが、イギリスで産まれたからといってイギリス国籍を持っていません。

もう少しイギリスに長く住めば永住権取得という選択もあるけれど……
本当にこのタイミングでイタリアに移住してよいのだろうか……

イタリア移住自体は賛成ですが、タイミングが来月で良いのかは考えてもわかりませんでした。

 

イタリアの田舎は車が必須!

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3つめの不安は車が必須になることです。

わたしは車だけは絶対に運転したくないです。
すごく苦手だからです。
母親にも絶対に運転してはいけないと言われています。

自分でもわかるのですが、運転センスがゼロなのです。

自動車教習所でもアクセルの代わりにブレーキを踏んだり、ブレーキの代わりにアクセルを踏んだりしていました。
とても危ないです。

教習所では助手席に補助ブレーキがついていたので、技能教習でブレーキの代わりにアクセルを踏んでも助けてもらえました。

わたしの運転は周りをイライラさせるようなところがあると思います。
うまく言えないですが、上手に他の車に合わせて流れるように運転ができないのです。

教習所の車だと後ろの人も理解していると思いますが、一般道路での技能教習の時にクラクションを鳴らされたりもしました。

また、高速道路で運転の練習をする高速教習の時にもかなり危険でした。
なぜか真っ直ぐに走ることができずに、高速で対向車線に向かって斜めに走ってしまうのです。

わたしみたいに運転に問題がある場合、教習指導員もハラハラすると思いますし、なかなか大変なお仕事なのではないか? と当時思った記憶があります。

それでも頑張れ! と言う人もいるかもしれませんが、誰かを事故に巻き込んだら大変です。

夫も、わたしは絶対運転をしないほうが良いと言っていました。

どちらにしてもオートマ車の免許しか持っていないので、イタリアにあるマニュアル車の運転はできません。

車が必要なイタリアの田舎で暮らしていくのは大丈夫なのか? という不安はありました。

 

唐突で衝撃的な方法で決断した話

このようにイタリア移住には主に3つの不安がありました。

もう自分ではわからない……

月末にはイタリアに行くのかイギリスに残るのかを決めないといけないので、時間もありませんでした。

そして、なんと唐突で衝撃的な方法で決断したのでした!

続きは次回、お伝えします。

 

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