イギリスで育児! 庭がないとキツイ? ガーデニングを楽しむイギリス人が増加!(2020年6月の様子)

イギリス

新型コロナウイルスの影響

イギリスからこんにちは!

イギリスで育児! ステイ・ホームからステイ・アラートになっても公園は閉まっていた(2020年5月の様子)の続編です。

日本は公園の遊具は遊べる状態だと聞いていますが、イギリスは遊具で遊べないまま6月になりました。

わたし達の住んでいるフラットは、ベランダもありません。

 

遊具で遊べない状態……庭がないとキツイ?

6月で2歳3カ月の息子は散歩に行くことが好きになり、5月に引き続き近所を歩く機会が増えました。

庭がある場合、外に遊具などを置くこともできるのは魅力的だと思いました。

お庭があるほうが、息子も遊びが広がって楽しいとは思いますが、お庭がないからロックダウン中にすごく困ったということは特にありませんでした。

ただ、息子よりもう少し大きいお子さんが2人や3人いるご家庭ならば、お庭がある方がロックダウンを乗り切りやすかったとは思います。

ステイ・アラートになってからは緩和されたので、息子を午前と午後に分けて散歩に連れてくこともできました。

ステイ・ホームの時は、1日1回の外出は許されてはいましたが、感染が広がっているタイミングで小さな子供を連れて散歩に行くことは気が引けました。

あの時は、家に庭があればもっと過ごしやすかっただろうなと思いました。

フラットの場合は、下の階の人のことも考えるのでドタバタと走り回るには適していません。

子供が元気いっぱいに家だけで過ごすならば、一軒家の庭付きに勝るものはないです。

 

2週間の自主隔離は庭がないとキツイ!

英政府は7月3日、イングランドに到着後、14日間の自主隔離が不要となる国・地域のリストを発表しました。
7月10日から実施され、日本も対象に含まれます。
ですから、これからは日本からイギリスに戻ってきた場合に自主隔離が不要になります。

子連れで日本へ一時帰国した友人が、自主隔離が不要になるまではイギリスに戻ることは大変だからそれまでは帰らないと言っていました。

自主隔離の場合、外出ができないので庭がある環境でないと2週間も子供を隔離することは難しいと言っていました。

(以前も書きましたが)我が家は春に日本に一時帰国予定でしたが、新型コロナウイルスの影響でキャンセルしました。
もし、キャンセルしなかった場合に日本の一時帰国は家族と過ごし、美味しい日本食を堪能できたかもしれませんが、自主隔離は大変だったかもしれません。

 

庭の手入れは大変? 公園で十分という意見

イギリスの人々は、自分の資産として家の購入を考える人が多いです。

ロンドンの場合、高額なのでなかなか家の購入は難しいかもしれませんが、ロンドン郊外や地方都市の場合は持ち家で庭付きが人気です。

ロックダウンになる前に、たまたまイギリス在住のママ友と庭についてLINEグループで話していました。

庭の手入れはなかなか大変と言う意見もあり、庭が無くても近所に公園があれば十分ではないか? と言う話でまとまりました。

しかし、事態が急変。

今まで、近所の公園に行くことが感染のリスクで怖い、公園の遊具が使えないことまでを想定していませんでした。

7月になり、現在は公園の遊具が使えるのですが、そうなると庭がなくても近所の公園で今のところは十分だと改めて思いました。

子供の年齢にもよると思いますが、滑り台などで遊べたら息子は大満足しています。

 

女王も訪れる、英国の誇るイベント

イギリス
LONDON, UNITED KINGDOM – MAY 23, 2018: Garden exhibit at Chelsea Flower Show in London

イギリスではガーデニングが大人気です。

イギリスの植物やガーデニング用品を見ていると本当に美しくて楽しいです。

実際に、2017年にチェルシー・フラワーショー (RHS-Chelsea Flower show)とRHS HAMPTON COURT PALACE FLOWER SHOWに足を運んだ経験もあります。

チェルシー・フラワーショーは、英国王室関係者はもちろん、女王も訪れる、英国の誇るイベントです。

ハンプトンコート・フラワーショーもチェルシーフラワー ショー同様にロイヤル・ホーティカルチャー・ソサエティが毎年恒例に主催するものです。
チェルシー・フラワーショーはロンドンのど真ん中のチェルシーで開催されるのですが、ハンプトンコートはロンドン郊外に位置する場所で開催されます。
ハンプトンコート宮殿とテムズ川に隣接する 広い敷地内で、確かにチェルシー・フラワーショーとはまた一味違う雰囲気を味わうことができます。

チェルシー・フラワーショーよりもリラックスした環境なので、家族連れでものんびりした雰囲気で植物やガーデニング用品を眺めることができました。

どちらのイベントも、やはり庭付きの家は素敵だ!と強く思った記憶があります。

 

ロックダウンでガーデニングを楽しむイギリス人が増加!

イギリス

ロックダウン中、イギリス人の心の癒しとしてガーデニング熱はますます高まっていきました。

ガーデニングを楽しんで、ロックダウン中でも有意義に過ごされている人がたくさんいる印象でした。

近所に住むご年配のイギリス人ご夫婦もロックダウンになってから、ずっと家にいるのでガーデニングを楽しんでいるとメールがありました。

7月になり、ソーシャル・ディスタンシング(social distancing)を意識しながら、ご近所に住むイギリス人のご夫婦のお庭に遊びに行きました。

ロックダウン前から素敵なお庭でしたが、更に美しくなっていました。

ロックダウン中にたくさんの愛情を注がれたことが伝わりました。

続きは次回、お伝えします。

 

♦国際結婚生活〜パバンめいのロンドンの暮らし方
https://london-mei.com/

 

《パバンめいさんの過去記事はコチラ》