新元号「令和」(れいわ)から読み解くスピリチュアルな意味とは?

元号

2019年4月1日、「平成」に続く新元号が発表されました!

今回は、新しい時代の幕開けを象徴する新元号「令和」(れいわ)から読み解くスピリチュアルな意味についてです。

 

明治、大正、昭和、平成、令和……

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皆さんは新元号、「令和」(れいわ)についてどう思われましたか?

令和(れいわ)とはなんだか一周回って新しい響きですね。
発表されて時間が経たないうちに令和と書かれたiPhoneケースが販売されていて驚きました!

新元号「令和」の発表を受けて、典拠の万葉集の注文が殺到しているとのことで、まさに令和ブームですね。

新しい元号「令和」の漢字2文字は、万葉集の第5巻の中に歌われている梅の花を歌った32首の序文に使われています。

《初春の令月(れいげつ)にして 気淑(きよ)く風和(やわら)ぎ 梅は鏡前(きょうぜん)の粉(こ)を披(ひら)き 蘭は珮後(はいご)の香を薫(かお)らす》

という歌から引用したもので、日本の古典に由来する元号は初めてとなります。

新しい元号「令和」をBBC(イギリスのラジオ・テレビを一括運営する公共放送局)は「order (秩序)and harmony(調和)」と訳したそうです。

 

ローマ字表記は〝Leiwa〟

ちなみに、新元号「令和」ローマ字表記ですが、LeiwaではなくReiwaだそうです。
国の公文書はヘボン式ローマ字で表記されるので。ローマ字表記はReiwaと記すそうです。

実は先ほど、令和(れいわ)とは新しい響きと書きましたが、「R」で始まるラ行の言葉は、もともと大和言葉になかったそうです。ラ行音のつく言葉は多くが外来語だそうです。この辺が新鮮に感じる理由かもしれませんね。

 

数秘術の0から紐解く新元号「令和」のスピリチュアルな意味とは?

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0は始まりであると同時に終わりです。
つまり始まりも終わりもない状態、無限のことです。
古代から0は神の力とされていました。
その円の中心はどこにでもあり、その円周はどこにもないと言われていました。

0は、永遠、無限、単一性、全体性、継続する周期や流れ、はじまりといったエネルギーと共鳴します。また、瞑想や祈りと関連していて、根源に近づかせてくれます。

『令』という字は、中国人からすると『零』と音が同じで、どちらも中国語では『リン』と発音するため、『令和』すなわち『零和』(平和ゼロ、平和な日はない)という極めて縁起のよくない元号と捉えられるそうです。

しかし、令和から零和は平和がゼロなのではなく、数秘術のゼロの特徴を組み合わせれば

〝本当の意味での平和の始まり〟
と捉えることもできます。

安倍首相が、「令和」に込められた意味を「人々が美しく心を寄せ合うなかで、文化が生まれ育つ」と説明されていましたが、まさに〝和〟にレイを足すことで0の数字が持つ継続する周期や流れや始まりといったエネルギーが共鳴していくように思えます。

また、0は瞑想や祈りと関連していて、根源に近づかせてくれるので、本当の意味での平和に近づいていくような意味にも捉えられます。

もともと大和言葉になかった「R」で始まるラ行の言葉であるレイと和を組み合わせた元号は、まさに新時代を切り開くスピリチュアルな意味でのはじまりの言葉(序文)なのかもしれません。

 

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