イギリスでナローボートを購入して、運河でイタリア人の夫と暮らしていました。
わたしがロンドンの新居探しでの絶対条件は4つ
まだ0歳の赤ちゃんがいるわたしがロンドンの新居のフラット探しでの絶対条件は4つでした。
新居の条件、ナローボートだったらどうか? 徹底比較!
1つ目……最寄り駅にエレベーターがあること
日本の駅は、エレベーターやトイレが必ずある印象がありますが、ロンドンのほとんどの駅にはこの2つが揃っていません。
ベビーカーを階段で降りることは、1人では不可能なので、絶対条件で最寄駅にエレベーターがある場所に住みたいと思っていました。
【ナローボートの場合】
最寄り駅にエレベーターがある場所にお金を払って停泊を続けるか、2週間に一度ボートを動かす必要があります。
最寄り駅にエレベーターがあると言えば、わたし達が住んでいる東ロンドンだと、ドックランズ・ライト・レイルウェイ (Docklands Light Railway: DLR) というドックランズを走るライトメトロまたはライトレールの形態の鉄道になります。
略してDLRと呼んでいますが、この鉄道以外にはエレベーターが付いていないことが多いので、ベビーカーだと移動が大変なことが多いです。
わたし達は運河を移動しながら暮らしていましたが、DLR付近に停泊できる場所はストラトフォード駅(Stratford station)付近に来た時でした。
マイル・エンド駅(Mile End tube station)など階段しかない地下鉄の近くに停泊することが多かったので、ベビーカーのことを考えるとクルージングする方法でのボート暮らしは不便に感じていた可能性があります。
最寄り駅にエレベーターがない場合は、バスを利用すると便利なので、バスをうまく利用すれば乗り切れないことはないと思いました。
2つ目……日当たりが良いこと
わたしは日当たりが良い場所が大好きなので、これは絶対条件の一つでした。
日本人は、割と日当たりを気にする人が多いと思いますが、イタリアに住んでて思ったことは、イタリア人は日当たりを気にしていなさそうです。
むしろ、遊びに行った義母の友人の家は日が当たらない家が多く、夏に家に居て涼しいことは良いことだと評価しているみたいに感じました。
【ナローボートの場合】
日当たりの心配はご無用です!
橋の下などに停めると日が当たらないことはありますが、基本的に日当たりは抜群です!
ナローボートにはたくさん窓が付いているので、日中は太陽光だけで充分に生活できます。
3つ目……カーペットではなくフローリングの家
イギリスはカーペットが敷いてある家が多いのですが、フローリング希望でした。
家探しの時期、ちょうど息子が生後3ヶ月でよくミルクを吐いていたりしていたので特に床が汚れたらササッと拭けるフローリングが良い!と強く思っていました。
【ナローボートの場合】
以前、DIYについて書いた記事でお伝えしたように、もともとわたし達のナローボートはカーペットが敷かれていました。
それをDIYでフローリングに変えました!
4つ目……1階、またはエレベーターのある家
ベビーカーがあるので、階段を使わなくて良い1番下の階またはエレベーターがある家を探していました。
イギリスだと1階はグランドフロアになり、2階のことをファーストフロアと呼ぶのでややこしいです。
【ナローボートの場合】
ナローボートの場合は、ナローボートの入り口からベビーカーの出し入れは段差があるのでなかなか大変だと思います。
その他
欲を言えば2ベッドルームの部屋に住みたいと考えていました。
義母が泊まれるからです。
しかし、ロンドンの家賃は恐ろしいほど高いです。
それが理由でナローボート暮らしをしていたのですから。
夫と話し合って1ベッドルームの部屋にして、義母や来客用にエアーマットレスを購入しました。
次回もお楽しみに!
お知らせ
連載コラムが本になりました!
英国! ロンドンでナローボート暮らし〜夫と運河で新婚生活〜Vol.1がkindleで発売中です (発売記念価格で99円!)
詳細は、ナローボート情報にて。
♦国際結婚生活〜パバンめいのロンドンの暮らし方
http://london-mei.com/