水中出産×ヒプノバーシング。自然分娩で陣痛も出産もあまり痛くなくて眠たかった体験談Part.1

ヒプノバーシングは、「陣痛=痛み」ではなく「陣痛=子宮の波」と捉え、常に深い呼吸と完全にリラックスした身体でお産を進めていきます。

自然分娩! 産む直接まで夫や助産師さんと会話しながら出産!

ロンドンからこんにちは。
2018年3月にロンドンで第一子を出産しました。

今回は、出産したばかりのわたしの水中出産とヒプノバーシングを取り入れた出産体験についてお伝えします。

 

自然分娩なのに痛くなくて眠たかった出産

出産は〝「鼻からスイカを出すような痛み」〟と聞いていました。
出産は今までの人生で経験する出来事で一番痛いのかと想像していたのですが、何年か前にやった医療レーザー脱毛の方がよっぽど痛かったです。
あまりに痛くなかったので
「わたしの陣痛で大丈夫なの?」
「痛くないけど、産む瞬間が痛いの?」と助産師さんに産む直前に聞いたくらいでした。
自然分娩で麻酔は使っておらず、助産師さんや付き添ってくれた夫に笑気麻酔を勧めてもらったのですが、使う程、陣痛が痛くなかったので「いらない」と言ったくらいでした。
わたしは妊娠中、病院で驚かれるくらい子ども並みに採血に怯えるくらいでした。
だから、痛みに強いタイプではないのですが、なぜか陣痛も出産も痛くなくて不思議でした。

 

出産は眠い?

痛いというよりは、何時間掛かれば産めるのかがわからないので、「苦しい」「ダルい」「眠い」という表現が一番あっていました。

長時間の疲れる作業なので、自然分娩はかなりスタミナと気力がいる作業だと思いました。

出産の半分以上の時間はウトウト眠り掛けていて、陣痛(子宮の波)が来たら「ああ、起きなきゃ!」と言う感じでした。

いきんで、休んでいきむ時も普通に夫や助産師さんと会話ができました。
せっかく水中出産なので、スマートフォンでどんな感じなのか動画が撮りたかったので、夫にスマートフォンの「充電は足りそう?」と確認し、撮影をしてくれた学生の助産師さんに動画や写真を縦向きではなくて横向きに撮って欲しいと産む直前に冷静に話す余裕もありました。

 

水中出産とは?

まず、水中出産ですがフランスやイギリスなどの欧州で普及している出産方法の一つです。
体温くらいの温かいお湯の入ったプールに入り心身をリラックスさせて出産します。
産む場所が水(温水)なだけで、後は自然分娩と変わりありません。

 

水中出産で大変だったこと

(↑実際にこの場所で水中出産をしました!)

予定日より11日を過ぎていて、3580gある赤ちゃんだったのでいきんで産み落とすことがかなり大変でした。

水中出産なので自力で赤ちゃんの全身を産み出さないといけないので、頭は見えているのに全身をわたしの力で出す必要があります。

あと、こんなに陣痛が痛くないのに赤ちゃんを押し出せるのかなと不安でした。

出し切る為にずっと吐き続ける呼吸も難しくて、それが一番早く終わらせたいことでした。

かなり予定日の頃よりお腹が大きくなっていたので、
【この子を下から産み落とせるのかな?】とは出産をしながら思いました。

手を握ってくれている夫に

「帝王切開した人が羨ましい……」
「今日が今まで生きてきた中で一番辛い」
「もうこんな大変なら子どもは1人でいい!」
と言っていました。

夫は役に立つタイプで、絶妙なタイミングで水を口に運んでくれました。
また、タイミングがなかったそうで2時間半くらいトイレに行くことを我慢して一秒も離れずにずっと立ち会ってくれました。

 

ヒプノバーシングとは?

ヒプノバーシングは、「陣痛=痛み」ではなく「陣痛=子宮の波」と捉え、常に深い呼吸と完全にリラックスした身体でお産を進めていきます。
ウィリアム王子の奥様であるキャサリン妃が体験したと一時期話題になっていたヒプノバーシング。
「催眠=深いリラクゼーション」のテクニックを使って、自然でお母さんと赤ちゃんにやさしく穏やかな出産をするためのプログラムです。

続きは次回お伝えします。
お楽しみに!

♦国際結婚生活〜パバンめいのロンドンの暮らし方
http://london-mei.com/

 

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