前回は、〝性的な興奮(刺激)の流れと関連する指圧〟についてお話をしました。
今回は、【女性のオーガズムと脳波】についてお伝えしていきます。
脳波とは?
皆さんは、人間の脳が電気活動をしていることを知っていますか? 脳内では常に超微弱な電流が流れています。脳は、常に様々な周波数からなる電気の振動を発生しているのです。無数の電流がさまざまな方向に絶えず発生し、それらは周りにエネルギーを作ります。そして、電極を使って頭皮上におけるそのエネルギーが合算されたものを記録します。これが脳波です。
脳波は5種類
発生するリズムによって5種類に分けられます。
周波数の遅い順番にデルタ波、シータ波、アルファ波、ベータ波、ガンマ波となります。
オーガズムと脳波
振動の範囲 意識の状態
◎デルタ:0.5Hz – 4Hz 熟睡
◎シータ:4Hz – 8Hz うとうと
(眠りの第一段階)
◎アルファ:8Hz – 14Hz
リラックスしているが意識ははっきりしている
◎ベータ:14Hz- 30Hz
常に警戒して注意している
◎ガンマ:30- 100Hz
超集中・高速処理 仏教の僧にみられる
【オーストラリア体験記】セックス・ワークショップPart.2でお話しましたが、オーガズムとは、性的緊張からの突然の〝解放〟のことでしたね。
オーガズムが活発に活動している時、最初はデルタとシータの脳波の振動がEGGで測ることができます。そのうち超集中・高速処理の仏教僧の42Hzにまで上がります。
※上記の表参照
この脳波がオーガズムの強さに比例しているとするならば、女性は男性とは比べようにならないほどの快感を味わっているのではないか? という考え方もあるそうです。
女性のオーガズム
女性のオーガズムがピークに達するとき、脳のなかでも恐怖や心配、行動をコントロールする部分はリラックスをし、働きを弱めます。そのため、感情がシャットダウンされ、トランス状態となるのです。
女性のオーガズムは、とても神秘的なものです。今回の【女性のオーガズムと脳波】について様々な考え方があると思います。このセックス・ワークショップでも、あくまで一つの考え方として学びました。
次回は、いよいよセックス・ワークショップの最終回です。お楽しみに!
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《仲谷めいさんの過去記事はコチラ》
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