前回は、〝性的な快楽(オーガズム)とチャクラの関係性〟についてお話をしました。
今回は、実際に講師の指導のもとで経験した【性的な快楽(オーガズム)のための指圧と呼吸】の実践についてお伝えしていきます。
指圧とは?
疾病の予防並びに治療を目的に、親指を中心として、残りの4本の指と掌のみを使用し、全身に定められたツボと呼ばれる指圧点を指で押していきます。
東洋・西洋医学の概念を統合した、日本発祥の手技療法で、体内のバランスを整えることで回復をうながし、本来人間に備わっている自然治癒力を高めます。
施術者は、患者の状態から微妙な変動を感じ取り、特有の指圧点を圧します。圧は、体内に深く浸透していきます。
いよいよ実際に参加者同士での実践
人間の体、分泌腺、神経について触れたあと、それらが実際にどのように刺激されるのか、性的な興奮(刺激)の流れと関連する指圧について学び、いよいよ実践へと移ります。
講師のポールが適当にグループの人数が同じくらいになるように割り振ります。
3つくらいのグループに分かれよう、ということでした。
先ほどまでポールの横で座っていたエマ(Emma)も立ち上がり、1つ目のグループはエマとベッドに向かいました。
こんな胸の谷間が覗いていて、少しでもかがむと下着が見えてしまいそうなタイトなワンピースでエマは実習なんて教えられるのだろうか? と少し疑問でしたが、ポールの合図でわたしのグループも奥の部屋に移動しました。
実習はベッドに横になります。
呼吸を意識しながら、テキストに書かれた部位をお互いに押さえ合います。
すると、不思議なことに、リラックスしていて、いい呼吸ができていると、普段よりもずっと解放されているような気分になりました。
快楽の度合いが深くなっていくことを体感しました。
わたしたちは瞑想的な呼吸法を会得したことにより、普段の数倍も気の流れがよくなって、感じやすくなっていたのです。
指圧でリラックスして解放されるカップル達
わたしが1人での参加のため、初対面の知らない外国人がパートナーでした。その為、思いっきり体感できた訳ではありませんが、信頼できるパートナーならば、もっと効果が感じらそうだと思いました。
指圧は神経繊維を刺激し、その結果、分泌腺がエンドルフィンを生成するそうです。
※エンドルフィン……体の免疫力を高めたり、痛みを和らげたり、気分を良くしたりするホルモンのこと。
わたしは服を脱ぎませんでしたが、参加者の中には、この開放的な雰囲気に浸って、下着姿や裸で実習しているカップルもたくさんいました。
今回の【性的な快楽(オーガズム)とチャクラの関係性】について様々な考え方があると思います。
このセックス・ワークショップでも、あくまで一つの考え方として学びました。
次回は、女性のオーガズムと脳波についてお届けしますね。お楽しみに!
◆イギリスで婚活ブログ
http://london-mei.com/
〈仲谷めいさんの過去記事はコチラ〉
https://www.el-aura.com/writer/nakatani-mei/?c=102488