森井啓二先生:大事なのはインターネットより『インナーネット』〜瞑想は東を向いて朝日の時間が基本〜【後編】

森井啓二

瞑想は物真似からでもいい。少しずつ体の声が聞こえてくる

森井啓二先生(以下、森):人によって色々な方法があると思いますが、自分の場合は瞑想や内観を使います。それで選んで継続していくと、なんとなく体の声がわかるようになってきて、それがさらに明確になってくるんです。
もちろん個人差はありますが、寝る前に内観をしてみたり、ほんの5分、あるいは5秒でもいいので、瞑想の物真似から始めてみたりすると、だんだんと定着していきます。そうすると、自分の体の声や状態が本当によくわかるようになります。

遠藤(以下、遠):瞑想のモノマネ、ですね。できそうで意外と難しい気もしますが、誰かに学んだ方がいいのか、本を読むのがいいのか、あるいは自己流でもいいのでしょうか?

:正しいやり方であれば、もちろん学ぶのは理想的だとは思います。ただ、まず内観から始めるのであれば、楽に座って東を向き、呼吸を整えて静かに目を閉じる。これだけでも十分です。 心地よければ本格的に習うのもいいですし、それだけで満足ならそれでも構いません。『緩く、楽しく、自由に』やっていく。それが一番長続きする秘訣ですね。

:一日に何分くらい行うのが目安ですか?

:よく、瞑想を習いに行くと、「まずは20分ずつ」と言われることが多いのですが、それを難しいと感じる方も結構いるんです。 一生懸命やって1ヶ月でやめてしまうより、本当にまねごとでもいいから5分を10年、20年と続ける方が価値があります。体調が悪い時や忙しい時は、たった5秒。ただ座るだけでいいんですよ。毎日同じ時間帯に、ほんの少しでも継続すること。時間の長さよりも、そちらの方が重要です。だんだんそれが楽しくなってくるはずです

瞑想には『東』は、心が静まり地球と同期していくためのコツ

:東の方角を向くのには、何か理由があるのですか?

:地球の自転などが関連していますが、東を向くことによって、人は一番心が静まるんです。ですので、必ず東、もしくはできるだけ東を向くことをおすすめします。

:「この方から教わると長く続けられるな」と思える先生に教えていただくことも大事ですか?

:そうですね。

:今の時代なのでオンラインでも効果はありますか?

: 理想を言えば対面が一番ですが、今はオンラインで活動されている方も多いですよね。シンプルな方法でいいので、本を読んで自分で試してみるのも良いと思います。

:今皆さんがやりたいと思ったら、心を静かにして東を向いて、そして楽な姿勢で自分なりの深い呼吸をすればいい…ということですね。

:はい。

:呼吸法も色々あると思いますが、最初から特定の型を意識しなくてもいいですか?

:呼吸法から習うということもありますが、最初に本当におすすめなのは『朝起きてすぐ』の時間帯です。特に日の出前は、自然と呼吸が整っています。起きたら(お手洗いを済ませた後でもいいので)、ただ座って目を閉じてみてください。それ自体が立派な呼吸法になります。まずは日の出前に始めてみるのが一番です。

:了解しました。最近、私の周りに日の出前に起きると言っている人が増えていて…。そういう理由があったのですね!

:はい。 日の出前は、仕事の心配事などに邪魔されない時間です。実は人間は、日中は右の鼻の呼吸が優勢になり、寝ている間は左の鼻が優勢になります。大体1〜2時間おきに交互に切り替わっているのですが、明け方から日の出までの間だけは、両方の鼻の通りが均等になるんです。その状態が最も心が落ち着きます。何日か続けていると、自然と日の出前に目が覚めるようになりますよ。

:それはすごい情報ですね! よく「どうして今は片方の鼻しか通っていないんだろう?」と不思議に思うことがありましたが、普通のことだったんですね。

:そうですね。大体どっちか優勢になっていて、自然と交互に数時間おきに変わります。

森井先生の時間管理術は“7割ではなく3割”

:まだまだお伺いしたいことがありますが、私からは最後に一つ。森井先生の時間の使い方を知りたくて。 教えていただけますか?

森:時間というものは、もちろん誰でも、全ての人に流れていくので、どう使うかというのは自分の意志とかエネルギー次第です。 自分の場合は、例えば優れた人が1日に『10』やることを自分の場合は『3』しかやらないんです。で、『7』はやらない。そうするとどうなるかというと、ゆっくりになるんです。ゆっくりになって、しかも丁寧になるんですね。
すると、その分だけひとつの物事に対して深く観察して、意識して考えながらできます。時間の流れよりも、そこに費やす意識の深さの方を重要視していますね。その方がより短時間で、実際にかなりいい仕事ができるようになると思います。

:「あれもこれも手を出して、結局何をやっていたんだっけ?」という状態から脱出できる、ということでしょうか。

:優れた人はもちろん自由にやっていいと思いますが、自分の場合は、一つひとつを丁寧にやる。逆に、時間を味方にして時間をかけて丁寧にやることで、物事を深く行うことを重要に考えています。

:先日お食事をした際も、先生は非常に早く到着されていましたね。迷ってもいいくらいの余裕を持って行動されている。それも、一瞬一瞬を大切に生きるということですね。

:はい。

:最後にメッセージをいただきたいと思います! 例えば、ついついスマホを眺めて時間を過ごしてしまう人も多いと思いますが、何かアドバイスはありますか?

:スマホは便利な情報源ですが、漫然と眺めていると、テレビやネットと同じく『時間を奪う道具』になってしまいます。スマホは必要な時に必要な分だけ集中して使うということで。
あと、インターネットの情報は外側の浅い情報なんですね。自分の場合は、それよりはもう少し内側の探求に自分の時間を使っているので、インターネットではなくて『インナーネット』を大切にしています。 これ、試してみるとわかるんですけども、インターネットの情報よりは『インナーネット』の情報を引き出した方がより人生に深みが出るんですね。 だからこちらの方がおすすめです。

—————————————

▼前編の記事はこちら

▼森井啓二先生と片岡鶴太郎さんのスペシャルコラボ企画!

2/15 疲れる生活スタイルを卒業し、健全な心身、美しいオーラ、顔立ちになる3H
https://www.trinitynavi.com/products/detail.php?product_id=5034