自分をいじめないで～ギフトの交換〈ウィズダムオラクルカード編Vol.15〉

2018.01.21

2018年　戌年。皆さまいかがお過ごしでしょうか。音楽家カードヒーラーMocoです。だいぶ更新が滞りましたが、今年も数秘術・タロットカード・オラクルカード、そしてガイドさんからのステキなメッセージをお届けしたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

〈ギフトの交換〉　貴方が今まで努力してきたことは、決して無駄ではありません。然るべき時に最高の成果を見ることが出来るでしょう。貴方はその報酬を受け取る準備が出来ていますか。心を開きましょう。
物凄く頑張って、沢山の試練を乗り越えて、自分に鞭打って、それでもまだなお頑張り続ける。いざ、ご褒美を受け取る時になると、受け取り拒否していることって案外あります。その反面「自分には愛情がない」と思い込んでいたりする。苦労は買ってでもするけど、幸せは与えられても貰わないなんてこと、思い当たりませんか。貴方は、幸せを受け取るにふさわしい人なのです。来るものは拒まず、怖がらないでちゃんと受け取りましょうね。

自分をいじめない～強くなるということ

ミク：お久しぶりです、長老さま。お元気でしたか？

長老さま：やあ、ミク。わしは元気じゃったよ。

ミク：最近ね、少し分かってきたことがあるの。「強くなる」ってこと。
私、今まで強くなることの意味が良く判らなかった。強くいるって、ヒトを威圧してしまう事も多かったから、強さをどう扱ったらいいのか判らなかった。でもね、最近ネットニュースとか見ていると、「どうして強くなる必要があるのか」についてコメントしているのを、様々なところで見たり聞いたりするの。そこで言われているのは「弱さは、付け込まれる」ということ。つまり舐められて、国を奪われてしまうことになりかねないということ。

長老さま：そのとおりじゃよ。「自分の身は、自分で守る」。それには、それ相応の強さが必要になる。今までその強さを持たなすぎだったのじゃ。「強さは悪」という気持ちがどこかに潜んでいて、「やられても、耐えていればいつかは通り過ぎる。攻撃して相手の気持ちを煽ってはいけない」というのが美徳とされていた。確かにそれも必要なのだが、そればかりではいけないのじゃよ。

ミク：「本当の強さ」って、良いも悪いもちゃんと受け止められる心だよね。威嚇されても、突き返せるくらいの強さがあるといいなと思うけど、なかなか難しいね。

長老さま：何事もバランスじゃ。それにもう一つ大事なことは、「自分をいじめている」ということ。無意識のうちにやっていて、自覚がない分なかなか直らない。ヒトから攻撃されて、それを我慢して受け取るだけだったり、自分をネガティブ感情で痛めつけていたり、そんな自分を許していたりと、自虐行為ばかりを繰り返している。相手を傷つけるくらいなら、自分が傷ついた方がマシとか。

ミク：わたし、そう思ってた。「自分が傷つくのは耐えられるけど、相手が傷つくのは見てられない」って。でもこれをずっと続けていたら、自分自身を守る術は何もないよね。幸せになりたくても、不幸を背負ってしまう事に繋がっていくよね……

長老さま：「自分の身は、自分で守る」しかない。「自分の心は、自分で守るしかない」のだよ。とても大事なことじゃ。

ミク：わかります。ネガティブ感情を感じていることですら、「自分に対するいじめ」ですよね。だから私、ネガティヴ感情が降りてきたら「自分をいじめちゃダメだよ」って言い聞かせています。
でも、まだまだ奥が深すぎるし、今までの生き方の癖もあってなかなか出来ないけど、今年はこれを目標に頑張ってみようと思っています。

長老さま：それは良い心掛けじゃ。頑張るのじゃよ。今度は、もう少し違った方向から話を進めてみよう。

ミク：はい！　楽しみにしていますね。