よく耳にすることで「自分が変わったことでなぜか相手も変わった」という現象がありますね。
あなた自身、実際にそういう人に会ったことがあるかもしれません。
でも、にわかに信じがたい、という方もまた多くいらっしゃるのではないでしょうか?
私自身、フラワーエッセンスでも、他のさまざまなメソッドにおいても、こういった「理論」は起こることである、と考えています。
セッションをすると出てくる多くは「関係性」のことです。
視点を変えれば私たちの問題のほとんどは関係性という言葉に集約されると言っても過言ではないかもしれません。
そしてそれは人との関係性、社会との関係性、お金との関係性のどれかのカテゴリーに入るのではないでしょうか。
このどれにおいても上記の「自分が変わったことでなぜか相手(対象)も変わった」は適応されるのです。
ではなぜ、そう考えるのでしょうか?
例えば、あなたとAさんの間に、関係性の問題があったとします。
そこで普通思うのは
「あー、Aさんがもう少し優しかったらいいのに」とか
「あー、Aさんがもう少し周りのことを考えてくれたらいいのに」とか
「あー、Aさんがもう少し私のことを考えてくれたらいいのに」
といったことかもしれません。
そこで、あなたはAさんが変わるようにアプローチしようとします。
ところがそこにフォーカスしてもAさんは全く変わりません。
それどころかますますAさんとの関係性が思わしくない方向に転がってしまうことさえあります。
こうした場合、フラワーエッセンスのセッションでは、あなた自身を変容することをサポートしています。
あなた自身の「心の方向性」を少し変えるというイメージです。
すると、いつのまにかAさんとの関係性も改善されている。
という事例での話ですね。
なぜ、自分が変わると相手が変わるのか?
それって偶然じゃない?(実はこういう気持ちが変容を妨げてしまうこともあるのですが、それはここでは少しおいておきましょう)
考え方その1
私たちがこの現象は偶然ではなく、普通のことであると考える理由は、魂のレベルで、つまり、潜在意識のレベルで繋がっているからです。
あなたとAさんはこの地球上で物理的に出会って、そして何らかの関係性を築いています。
その時点で魂レベルでは繋がっています。
ですから、あなたの心の中とAさんの心の中は繋がっています。2つの池があるけど地下の水脈は同じというイメージです。ですから、あなたの池から青色の水を注ぎ込んでいると、隣の池の水まで青色になった。というものです。
考え方その2
Aさんのあなたに対しての言動は、あなたの課題のために生まれる前にお互いにプログラムしてきたことかもしれません。するとAさんの言動はあなたの「心の方向」を変えるため起きていることと考えることができます。
あなたは今、自動車免許の教習所にいるとしましょう。
教習所の練習道路を運転しています。あなたが今クリアーしなければならないことは、縦列駐車です。助手席には乗っているAさんは教官です。あなたに何度も縦列駐車の練習を促すはずです。そしてできたとしたら、もう教官は何も言いませんよね。(とはいえ、実際のAさんとあなたの関係性では、あなたが何かできるようにAさんが促しているというわけではありません。あくまであなたの「心の方向性」をということです)
「自分が変わったことでなぜか相手も変わった」という現象は、この2つのどちらで考えてもいいのです。
2つとも発想の出発点は同じです。
これは人であれ、社会であれ、お金であれ、それぞれとのエネルギーとあなたのエネルギーの関係性ですから、すべて同じロジックです。
セッションでは主に「心の方向性」をどちらに向けるのかを、あなた自身に見つけてもらいます。
そのサポートをしていくのがセッションです。
見つけること、気づくことはとても大事なことです。
ここがなければ何も始まりません。
しかし、それだけでは現状はまったく変わりません。
次の一歩は変容のために一歩踏み出すということです。
これはゼロを1にする作業です。
1があれば2になるし、10にもなるし、100にも1000にもなります。
一歩踏み出すためには「心の体力」が必要になります。
そのための栄養がフラワーエッセンスであると考えてもらうとわかりやすいかもしれません。
常に意識していると、それはやがて普通のことになり、普通のことになるとそれはやがて、潜在意識に入っていきます。
そしてそれがあなたというアイデンディディのベースとなるのです。
いかがでしょうか?
自分が変われば、相手も変わる。
何となくその道筋がイメージできましたでしょうか?
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