快楽物質ドーパミンの闇の部分不思議な依存症の世界

「ストレス」は現代社会特有の病気とも言われています。多くの場合、ストレスの発散のために依存性に陥っています。「自分だけは依存症にはならない。理性でコントロールできるから大丈夫」という考えは大間違いなのです。

変わった依存症

こんな依存症もあります。いずれも怖い病気です。

●セックス依存症
セックスも快感を伴います。誰彼となくセックスをしなければ居られなくなる病気です。路上で声をかけられても断れないなどの症状があります。ファザーコンプレックスの人に多く発症します。

●ギャンブル依存症
パチンコや競輪競馬などのギャンブルがやめられなくなる病気です。ギャンブルにおいては、たまに大当たりすることがあります。いつも当たるよりもたまに当たることの方が嬉しくてクセになります。ドーパミンが大量に放出され常習化します。

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●砂糖依存症
チョコレートやあんこなどに含まれる砂糖への依存症です。甘い物をたべなくてはいられません。砂糖を食べると、ベータエンドルフィン⇒ドーパミンの連鎖により、脳が砂糖を欲しがるのです。ストレス発散の一番簡単な方法が食べることですが、食べること以外のストレス発散法を学ぶ必要があります。

●過食症嘔吐
過食症は拒食症の回復期に見られる症状で、人より多くの食べ物を食べるようになり、食べることをコントロールできなくなる病気で、難病指定をされています。食べることは快感を伴い、ベータエンドルフィン及びドーパミンの分泌により、常習化してしまいます。また、食べ過ぎによる苦しさを解消させるために嘔吐を知ることになります。しかし、みなさんは信じられないかもしれませんが、この嘔吐も快感を伴うのです。過食の苦しさから解放される快感とともに「スーっとするので嘔吐がやめられない。生きがいである」という人もいます。ダイエットが原因となるケースがほとんどですので、過激な食事制限はやめてください。

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●リストカット
みなさんは信じられないかもしれませんが、リストカットというと痛そうですが、その痛みと流れる血が快感となります。快感となれば、ベータエンドルフィン及びドーパミンが分泌され、常習化することになります。「痛みと流れる血でスーッとしてやめられない」という状態になってしまいます。

●買い物依存症
買い物をすることで快感が得られます。ベータエンドルフィン及びドーパミンが分泌され、常習化することになります。クレジットカードの限度いっぱいになっても、買い物がやめられません。

 

「自分だけは依存症にはならない。理性でコントロールできるから大丈夫」という考えは大間違いです。

多くの場合、ストレスの発散のために依存性に陥っています。ストレスの改善が重要です。あまり症状がひどい場合は、精神科や心療内科にご相談ください。
私のブログでも、相談を受けていますので、ご利用ください。

心理士村田の過食(症)相談所
http://blog.livedoor.jp/murayoshi25251-mn821/

 

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気を高めるドーパミンのパワー、上手に使う秘策