「花粉症」治癒にはメンタル、潜在意識へのアプローチとフィジカルのアプローチが必要な理由(後編)

もしかすると、花粉症などの症状は、魂のステージの好転をもたらし、本来あるべきありのままの自分に気づくためのサイン?

前編の続きです……

深層意識下では、壁や壮大な越えることができない山として潜在化していることもあります。

しかしこのなにかしら障害となっているこの原因を「なるほど、これが自分の中にあったブロックなのだ」と自分の中で受容がうまくいくならば、自分自身で癒すことができる道が切り開かれます。人は自ら許容しヒール(癒す)する潜在的力を持っています。
もともとは自分で作り出したものです。自分でなくすことができます。
ガイド役が適切にあなたを導いてくれるでしょう。

人生の大いなる旅の中で起こる全ての事象が、自身の魂の上昇過程に必要不可欠な出来事であることに私たちが気づきを持つことができれば、たとえ自ら作り出してしまった自分を抑制する「原因」と対峙した時でさえ、その原因そのものが私たちに深い気づきと魂のステージの好転をもたらし、本来あるべきありのままの自分に気づくチャンスだったのだと気づくかもしれません。

もしかすると、花粉症などの症状はその気づきへのサインなのかもしれません。

花粉症という症状は1970年代から報告されるようになりましたが、ここ20年間ある意味劇的に増加しています。主な要因と考えられているのは、1960年代から、樹齢30年ほどで製材として活用が期待された「杉の木」の植林面積が拡大したことによるとした報告が一般的に認知されています。一般的に「スギ花粉」が因子とされていますが、「花粉」自体は木々と草花の種類ほどあるわけですから、それだけが因子となるわけではありません。

いずれの花粉にしろ、本来人体にとっては無害なはずの、なんでもないどこにでもある植物の花粉によるアレルゲン抗体の過剰反応によって引き起こされるという疾患です。

くしゃみ、鼻水、粘膜のびらん、涙、かゆみ、症状が重い場合は、喘息などを引き起こし花粉が引き金になりそれが慢性化することもあります。また、近年は空気中の微細物質、黄砂やPM2.5、煙草の煙などによって花粉症の症状が重くなるということも報告もあります。

このアレルギー反応を抑制する、つまり抗体の反応を抑制する働きを促す薬事療法が取られることになります。しかし、ここではそうした環境因子よりも、根本的で身体的な因子に対する解決のアプローチが重要と考えます。
マインドへのアプローチが優先的に行われ、同時に以下のフィジカルへのアプローチを行うことは、過剰に反応してしまっている身体の正常化を促し症状は緩解へと向かいます。
身体が過剰に反応してしまっている状態ですので、このバランスを取り戻すのには以下の項目内容が有効とされています。

まず初めに重要なのは、洗腸です。
これは医療行為になりますので、大腸洗浄療法(コロンハイドロセラピー)などを実施している機関と相談の上行うと良いでしょう。

腸壁内をいち早くきれいに保ち、正常な栄養の吸収を促します。これは、腸内に停滞した便による便毒が吸収されないように排除を目的とします。

次に腸内の清浄性が確保されたら、緑色野菜をとるようにします。また、生の果物を取り、極力肉食揚げ物を控え、植物性たんぱく質、野菜を取る食事にし、砂糖の摂取を控え、可能な限り食物繊維の摂取を心がけます。ただし急激な摂取は弱った腸では便秘を悪化させてしまうこともあるので、便秘外来をやっておられる機関や医師と相談されるといいかもしれません。

肩こり、冷え性の自覚がある場合、背骨に歪みがある場合が多いので、整体する必要があります。猫背、ストレートネックの自覚がある場合は優先して行う必要があります。これは血流を正常に戻すことが目的です。血流が改善されないと腸内環境を整える努力をしても意味がありません。
コロンハイドロを実践されている医師や、またエドガーケイシー療法やマックス・ゲルソン療法などは近年再度見直されてきています。また免疫力を向上させるためには整腸するのが良いと言われています。乳酸菌の摂取なども話題になっていますね。

身体に病症として現れたということが心身のバランスを崩した状態とすれば、マインドのブロックを解除し、本来あるべきありのままの自分を自分として受容し、身体のバランスを整えるちょっとした努力ができるなら、私たちを悩ます花粉症は克服できるでしょう。

そして、いつも答えはあなたの中にあることを忘れないでください。
こころの奥深く。あなたの内なる声に耳を傾けてみてください。きっと、自分を見つめ直すきっかけを教えてくれているサインかもしれませんよ。

ぜひ、今年の花粉症を克服していきましょう。

 

★竹流先生所属占いサイト「みらい」http://www.i-mirai.co.jp/