東京湾に潜む女神

こんにちは。マユリです。

ダイヤモンドプリンセス号、大変でしたね。罹患された方のご回復をお祈りいたします。

さて、去年の9月に東京湾上空に（横浜から見て対岸なので千葉寄り東京湾です）巨大な赤き竜サマエルがいると書いたところ、最近「ダイヤモンドプリンセスにサマエルが関連していますか」との質問をいただきました。

いやいや……サマエルは巨大な飛龍で、暴風雨を起こして浄化という名の破壊をもたらすことはあっても、疫病はきいたことがありません。

サマエルは、今相模灘にいます。大島近海です。

では、今東京湾に何がいるんでしょうか？

実は、去年サマエルに遭遇した時、水の中にも別の神霊がいたのです。昔、天橋立でおみうけした女神とよく似た方、そして、私が書いた「空から落ちてきた女神」ともよく似た方です。

その方は、今もまだ東京湾にいます。
横浜の大黒ふ頭のあたりにいるので、この事件と関係しているのかもしれません。

サマエルとこの方はまったくエネルギーの質が違うので、そこはごっちゃにしてはいけません。

ちなみに、ルシファーとサマエルは同じエネルギーからできており、質感が大変にています。見えない方でも感触が分かる方なら識別がつくかと思います。

この女神は、赤き飛龍サマエルより、はるかに巨大な海龍です。ルシファーやサマエルがイシュタルやケツアルコトルならば、彼女はティアマトくらいのスケールです。

「なんですか？　その比喩は？」すいません……たまたま、Fate/Grand Orderというアニメをテレビでやってたんで——知らない方は流してください……

そういえば、過去にこの女神をみたところは、すべて湾になっている海でした。天橋立もしかり。

この女神の神殿の形式は、浜辺に第一殿、島に第二殿、そして水中に第三殿があります。

河の女神・瀬織津姫は有名ですが、海の中に祭られている場合は速開解比売神（はやあきつひめ）というべきでしょう。
同じ女神が、現れる場所によって名称が違うのです。

速開解比売神（はやあきつひめ）は、祓戸大神の一柱で、海の底で待ち構えて、もろもろの禍事、罪、穢れを飲む込む女神です。

15年ほど前でしょうか、あるクライアントさんのビジョンに天橋立が現れました。

天橋立というと竜宮城の乙姫様と思うでしょう？

大方の予想と違って、この方のビジョンでは、天橋立の水の中には廃墟となった神殿があり、そこには布袋さんのようなりっぱなおなかをした男神が座っていました。

「なんでそんなところに座っているのですか？」質問をすると

「大きな栓の上に座っている。ここに座って栓を塞いでるのだ」といいました。

「天王山に祀られたユダヤの大王ダビデ」にもかいたように、ビジョンというのは奇妙奇天烈で、意味不明なこと多く、しばしばどう解釈していいのか悩みます。逆にいえば、あまりにも予測不可能なので、かえって信憑性があるようにも思います。

この時も、後で調べまくったところ、その男神が、気吹戸主神（いぶきどぬしのかみ）—速開解比売神がもろもろの穢れを飲み込んだのを確認して、根の国（地底の国）に息吹気を放つ神－に似ていることに気づきました。

私もそのクライアントさんも、そんな神様の名前などそれまでも聞いたこともなかったので、信じ難い感がありました。

その栓の下には、地底の国＝冥界がありました。そしてそこには、速佐須良比売神（はやさすらひめ）がいたのです。

速佐須良比売神とは、もろもろの穢れを、地底をさすらって浄化する女神で、瀬織津比売、速開解比売神の本体です。

神様はいくつにも分霊するので、同じ神が、あちこちに同時に現れることができます。

海底に現れたのが速開解比売神（はやあきつひめ）、地上の水辺に現れたのが瀬織津比売（せおりつひめ）、そして地底にいるのが速佐須良比売神（はやさすらひめ）—全て同一の女神の三身なのです。

地底でのはやあきつひめについては、「空から落ちてきた女神—瀬織津媛」を、およみくださいね。

ちなみに、この女神の日本伝来は大和朝廷よりはるかに古く、あちこちで形骸がみられることから、大和朝廷以前は日本で広く信仰されていたように思います。

下に続く

マユリ

東京湾に現れた赤き龍 — カバラの大天使サマエル
https://ameblo.jp/heavenly-crystal/entry-12531667144.html

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