こんにちは。マユリです。
前々回、誰かが祓戸大神を召喚して、コロナにり患したダイヤモンドプリンセス号を祓った、というお話をしました。
その事に関して、いくつか質問をいただいたのですが、お祓いについて、若干誤解があるように思います。
祓い(はらい)とは「黄泉(よみ)流し」の儀式
祓戸大神が祓うのは、疫神であって、病人ではありません。大祓とは、疫神(疫病をひきおこす禍つ神)、鬼神、魑魅魍魎(ちみもうりょう)を、黄泉の国(あの世)に流すことです。
彼らは本来、黄泉の国の住人にもかかわらず、この世にあらわれて悪事をなしているので、本来いるべきところ、黄泉の国(冥界)に流すのです。大祓大神とは、黄泉流しの女神なのです。
ダイヤモンドプリンセスにやってきた大祓の女神、海龍は、最初舟の頭上にあらわれて、船体の周りに巻き付き、最終的には、疫神をぐるぐる巻きにしてしまったのです。
お祓いとは、疫神や魑魅魍魎を流すもの
気を付けなければならないのは、生きてる人に直接、黄泉流しのエネルギーを流してはいけません。それはとても危険なのです。
かつて、アロマセラピストの方で、いろいろなエネルギーワークも習って、ご自身のアロマ施術に混ぜてやってらっしゃる方がこられました。
20代前半の娘さんにもしてあげていたところ、突然、歩けなくなってしまい、入院してしまったというのです。
検査をしてもこれといって問題はありません。どこも悪くはないけど、体に力が入らなくて動けないというのです。
徐々に快復して、やっと週何日かパートに出れるほどになったのですが、まだ疲れやすく健康とはいえません。
「少しでも快復がはやまればと思って、エネルギーワークをしてあげようとすると、逃げるんですよ……」「絶対にいやだ! といって、やらせてくれないのです……」
えらい! 娘さん! 頑張って逃げてください! なぜならば、そのエネルギーワークは、祓戸大神を召喚する「黄泉流しのエネルギーワーク」だったのです。
生きている人間に、黄泉の国, あの世のエネルギーを浴びせるのは危険です。そんなことをしたら、この世に生きる力=生命力を削いでしまいます。生命力を削がれてしまったので、娘さんは体に力が入らなくなってしまったのです。これ以上浴びせたら、治るものも治りません。