「どろろ―醍醐景光が契約した鬼神は誰か?赤き竜・カバラの大天使サムエル — 上」の続きです。https://www.el-aura.com/mayuri20190806/
こんにちは。マユリです。
国の繁栄の見返りに嫡子を生贄に捧げる
上巻では、「どろろ」のテーマである「国の繁栄のために嫡子を生贄にする」風習は古代の東地中海に由来し、渡来ユダヤ人によって日本にもたらされた可能性をお話ししました。どろろは、日ユ同祖論的色彩がとても濃いお話なのです。
さて、いよいよ本題に入りましょう。
では、嫡子・百鬼丸が捧げられた鬼神、つまり、父・醍醐景光が契約した鬼神とはいったい誰でしょうか?
醍醐景光の額の傷=契約の印
物語の最初、景光は地獄堂で鬼神たちに契約を持ち掛けます。すると、天から稲妻のような光が下りてきて、景光の額=第3の目のあたり入っていきます。
「あれ……」このシーン、どこかで聞いたことがあります。
そう、あるお客様がご自身の神秘体験として語られたお話と、よく似ているのです。
あらわれた赤い蛇
その方は、年配の男性の方で、日本中のあちこちの寺社にお参りされたご経験のある方でした。
「最も印象的な体験があったのは鞍馬山です。」
「山中で石碑の前に立った時、石の後ろから「赤い蛇」がでてきたのです……」
「だんだん近づいてきて……その瞬間、ものすごい光で目が回りそうでした……何かが私の中に入ってきたのです!」「……ほんとうに、凄い衝撃でした!」
額に入ってきたエネルギー体
同じような体験を語った方が他にもいました。
「ある、スピリチュアルのセッションを受けているときに、突然、何かが、額の第三チャクラの所に入ってきたんです! それ以来、頭がすっきりせず調子悪くって……」
この方は、はっきりと「額に入ってきた」のを感じたということでした。
醍醐景光が、鬼神と契約したときも、天からもの凄い光が走り、景光の額に入ってきました。彼らの語る神秘体験と、鬼神との契約シーンがとても似ているのです。
では、この「もの凄い光とともに、額(第3の目)に降りてきた鬼神」とはいったい何者でしょうか?
6の印をもつ巨大な赤い竜
さて、ここからは見えない世界のお話です。この二人には、鬼神ならず同じ竜がいました。
当然、世の中の圧倒的マジョリティの人間はそんなもの見えないでしょうから、「はあ?」と思うかもしれませんが、まあちょっとお聞きください。
最初の年配の男性にも、後の方にも、ある「竜」がいるのがみえました。正確に言うと、「6の印のある空飛ぶ長い紐」が、円を描いて飛んでいるのがみえたのです。
西洋のドラゴン、東洋の竜といったところでしょうか。
この竜がいる人を他にもたくさん見たことがあります。経験的に、この竜は、額=第六チャクラにくっつく習性を持っています。上から降りてきて、第六チャクラを起点に、体の周りを円状に巻いてて、地下に向いて降りていきます。そういう、独特の憑き方をするのです。
更に、その赤い竜には6の印があります。なんで6かといわれても、これに関しては、そう見えるのでそう見えるとしか言いようがありません。
ちなみに、青い竜・ルシファーは、第4チャクラにくっつく習性があります。多少ずれていることはありますが、だいたい第4チャクラから第5チャクラ(胸から首)辺りに憑依します。ちなみに、ルシファーには1の印があります。
カバラの大天使は竜の形をしている
なぜこの6の印の赤い竜を、カバラ(ユダヤ神秘思想)の大天使サムエルと呼ぶのでしょうか?
こういう仕事をしていると、大天使が好きな方々とお会いする機会がよくあります。彼らには、必ず同種の竜がいるのです。それで、この竜のことを大天使といっているのだと気づきました。
サムエルは、大天使ヨフィエルやメタトロンと、大変姿が似ています。見える人なら、一目で同種の竜とわかるかと思います。サムエルは6、メタトロンは2、ヨフィエルは4の印があります。ちなみに私は、11以上の印はみたことがありません。
もちろんすべての竜が彼らの仲間ではありませんので、混同しないでくださいね。
それにしても、なぜカバラでは竜のことを大天使というのでしょうか?