パワーストーンの真実②パワーストーンを使った除霊　後半

聞けば、大学時代、旅行に行った時、突然、ひどい腹痛に襲われ、数日間熱にうなされ寝込んでしまったことがあるそうです。これは急性憑依の症状、そう！　この時に憑いたのです。しばらくすると、過激な症状は治まったのですが、重だるい感じがその後もずっと続き今に至ったとのことでした。健康な方の場合は、多少の憑依があってもやっていけるように体が調整するので、過激な症状は治まりますが、霊が落ちたわけではないので、慢性的な重だるさや、倦怠感、鬱っぽさが尾を引くのです。

ビジョンを見るメリット

ふつうの方は、霊体の存在を実感することはありません。ですから、「貴方のオーラの右側の、第２チャクラの横に、大きなエネルギーの塊があって、それはずいぶん重い不成仏霊だよ……」といっても、ピンとこないでしょう。
この男性も、そういわれた時、「なるほど、そういうこともあるかもしれない……」程度の反応でした。

ところがビジョンを見ると、見たこともない景色や風俗が、眼前にリアルに現れます。「ああ、こういう霊体がいるんだ」という実感がわくのです。
ビジョンを見ている間は、霊体がいるところが疼きます。わさわさしたり、重かったり、はっきりとした感触が来ます。そして、霊が去ったら、急にすっと軽くなります。その感触も大変リアルなのです。

要するに、ビジョンだけでなく、リアルな身体症状、感触があるのです。感情や、匂い、音までリアルに蘇る方もいます。
ですから、霊の存在について半信半疑の方でも、信じざるを得ないのです。

分かろうが分かるまいが、石をつけていたら霊は去る

除霊という事に関しては、分かろうが分かるまいが、石さえつけていれば、再び、霊体は近寄ることはできません。やがて去ります。

じゃあ、黙って石だけ付ければいいかというと、そう、その通りなのですが、人間は分かりたがる動物らしく、「貴方の左側にはやっかいな人霊がいて、そのせいで貴方の気は乱れ、生命力が吸い取られています。さあ、この石をもつと霊が離れて、気力が蘇り、元気が快復しますよ！」というより、リアルなビジョンをみせたほうが、数十倍の説得力があるのです。

ビジョンを見るリスク

けれども、ビジョンを見せることにはリスクもあります。

不成仏霊のビジョンですから、あまり楽しいビジョンがでてくることはありません。気味の悪いビジョンが出てくる可能性が大です。

その上、しばしば、物理現象も伴います。
この男性の場合は、ステレオがオレンジ色に点滅して、突然CDが止まりました。オレンジ色に点滅したのは後にも先にもこの時だけなので、どういうシステムでそうなるのかは未だに謎です。まあ、そういう、オカルトティックな物理現象が、普通に起こります。

どうも電磁波は影響を受けやすいらしく、電気が消えたり、パソコンやスマホがフリーズしたりおちるのは、日常茶飯事でした。強力な霊体の場合は、石が割れたり折れたりするので、経済的被害も甚大です。
ちなみに、神々の履歴書第3回神様にお願いする方法に出てくる女性クライアントから携帯に予約があったときは、一瞬音が鳴ってから、ぱっと電源が落ちるので、逆に「彼女からだ！」とわかるほどでした（笑）

ということで、この除霊法はリスクを要します。そんな手間なことをするより、ブレスやペンダントとして、石をつけて祓ったほうが、はるかに効率がいいのです。