文章に沈められた「引き金」
その言葉も、一見これといって意味をなさないようなたわいもない文章でした。が、ある単語をいったとたんに、霊体がやってきたのです。
ある単語が「引き金」になっていて、口にした途端に霊体が召喚される仕組みになっていました。単語に紐づけするとでもいいましょうか……
確かに、これでは、表面的な内容では判断のしようがありません。
召喚文はいくつかあるらしく、その時も、メタトロンとルシファーがやってきました。何かカバラ系のエネルギーワークのようです。
本人の許可なくするのはモラル違反
お客様同士は引き合うというか、ちょうどそのころ「カイロに行って（霊障を）もらった」、「整体にいってもらった」というお客様が複数こられていました。本人たちは医院で他の患者さんや施術者から何か霊体をうつされたと心配して来られたのですが、実際は、施術中に召喚文で霊体を下ろされていたのです。
新神々の履歴書第７回 「神様に合う合わないはあるのか？」 に書いた通り、人によって、同じご神霊でも合う合わないがあります。
この話の問題点は「患者さんに黙って頭の中で召喚文を唱えている」ことです。
召喚文は、口に出さなくても頭の中でいうだけでも効力があります。
召喚する方とされる方、お互いに了解があるならば、つまり同意の上ならば第三者がどうのこうのいうことではありませんが、相手に黙ってするのは重大なルール違反です。
お好み焼きを食べに来た客に黙ってそば粉を混ぜて、もし、その方がそばアレルギーだったら……最悪アナキシ―ショックで死に至ることもあるのです。実際に、アロマやエステ、カイロや整体に行って、神様を下ろされてしんどくなった方が多数、私のところに来られました。
アファメーションやエネルギーワークに召喚文が紛れ込んでいる!?
さらに問題なのは、エステの先生も鍼灸の先生も、それが召喚文だと気づいていないことです。ただ、「そう習ったからそう言っている」だけで、「それが本当は何なのか考えてもいない」ようなのです。
それが召喚文かどうかは、見える方でないとわからないかもしれません。
それでも、もう少し自分の行うことについて、思慮深く、善悪を吟味する姿勢を持つべきです。
ましてやお金を取って施術するわけですから、自分も意味がよくわからないものを黙って他人にするのは、いかがなものでしょうか……
思慮をもって善悪を吟味することが重要
私が、こういうお話をあえてするきっかけは、池江璃花子さんの件です。
プロ野球や、プロサッカーの選手が「成功と願望達成の大天使ルシファー」と契約するのなら、（それがいい事か悪い事かは別として）ありそうなことなのですが、あんな純粋で穢れのない娘さんにいる事が解せません。
おそらく本人の意図に反して、知らない間に下ろされてしまったように思います……これは、やはり周りの大人の責任が大きいのではないでしょうか。
くれぐれも、軽い気持ちでアファーメーションや、それを伴うメディテーションや、メンタルトレーニングを行ってはなりません。
もちろん、多くのアファメーションは素晴らしいものですが、中にはきわどい召喚文も紛れ込んでいることを留意しておいてください。
「誰かにしろと言われた」とか、「誰かが（ネットやマスコミである場合もあります）これはいいと言っていた」からではなく、自分の頭でしっかりと考えて、吟味することが大切です。
「感情や流言に惑わされず、思慮をもって真実を吟味すること」が、令和の世に、たいへん必要なことのように思います。
マユリ
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東京セッション＆ワーク
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