アファメーションと召喚文
*このお話は、新神々の履歴書第12回「カバラの大天使、お金と成功の神様ルシファー」の続きです。
こんにちは。マユリです。
前回の内容についてご質問をいただいたので、少し確認しておきましょう。
アファメーションとは、「私は愛に満ちています」「私は豊かです」など、声に出して宣言することで、「スピリチュアル」や「自己啓発」「引き寄せ」などでよく行います。繰り返し声に出して宣言して潜在意識に刷り込むのです。
召喚文とは、神さまや悪魔、天使などを呼び出す言葉です。祝詞やマントラ(真言)
呪文も一種の召喚文にあたります。
本来はまったく別個のアファメーションと召喚文ですが、この頃、アファメーションの中に召喚文が紛れ込んでいるのをみかけます。そうした例に初めて出会ったのは、かれこれ10年以上前でした。
現れた悪魔!?
10年ほど前、ある体調不良の女性のクライアントさんに石を置いたところ、自分はルシファーだと名乗る霊体が現れたことがあります。
石を置くと、憑いている霊体が現れます。誤解のないようにいっておきますが、もともとクライアントさんに憑いている霊体が、石の波動に耐え切れなくなってでてくるのです。そして、クライアントの口を借りてしゃべりだしました。
何だか人間臭い霊体で、カバラの大天使ルシファーとはちょっと違う……感じでしたが(霊体の言う事は嘘が多いので信用してはいけません。)禍禍しい存在であることは伝わってきます。
「なんで彼女のところにいるの?」霊体にきいてみたところ、
「毎朝呼ばれるから来る」との返事でした。
女性に「何か毎朝やってることはありますか?」と、尋ねてみました。
「この1か月くらい、毎朝出勤前にアファメーションをしています。寝坊してやらない時もありますが大体毎日やってます」とのことでした。
実際にそのアファメーションをやってもらったのですが、「愛に満ちています……」とか、「日々感謝しています……」とか、いわゆる当たり障りのない「良い事」をいってるだけなのです。
ただ、それをいうと自称ルシファーの霊体が来るので、「そのアファメーションに毎朝呼ばれてやってくる」ことは確かなようでした。が、何故そのアファメーションでやってくるのか、その時は、理由がわかりませんでした。
エステで南米のシャーマン!?
「どうしてそんなアファーメーションやりだしたんですか?」
「行きつけのエステの先生がスピリチュアルが好きで、そのサロンで南米のシャーマンの方のワークがあったんです。そこで習ったアファメーションです。」
「エステで南米のシャーマン?」
「フェイシャルとアロマを月一くらいで通ってるんです。」
なんでエステで、南米のシャーマンなのか……当時の私にはちんぷんかんぷんでした。アファメーションは日本語でしたが、元はスペイン語かラテン語だったのを誰かが翻訳したのでしょうか。
なんにせよ、そのアファメーションを言うと「ハクション大魔王」のごとくその霊体がやってくるので、何らかの召喚文であることは確かでしたが、どういうシステムかが謎でした。
それから後に謎がとける機会がありました。
鍼灸で大天使召喚!?
あるエネルギーワークを習われた鍼灸師さんが来られた時のことです。
「せっかく習ったんで、施術をするとき頭の中でその言葉を唱えているんです……口に出していったらお客様が引くだろうし……」
「何を唱えるんですか?」
「英語なんで意味はよく分からないんですけど、こういうの……」
エステの方はアファメーションの文言を売る覚えでしたが、この方はしっかりと暗記していたので、どのタイミングで霊体がやってくるのか分かったのです。