神々の履歴書第11回 何でも願いを叶えてくれる神様 続編

神々

何でも願いを叶えてくれる神様

石をその人の体に置くと、石の波動に耐えかねて、潜んでいた霊体がでてきます。
その時も、彼女のオーラに潜んでいた神様がでてきました。

現れた神様は、「僕を崇めれば、なんでも願いをかなえてあげる」といったのです。

おいしい話には気を付けろというのが世の習わしです。
「何か見返りがいるのでしょう?」と、聞いたところ、「生きてる間は何の見返りもない、死んだあと魂をもらうだけ」と答えました。

この神さまは、神々の履歴書16回 神々と私たちの日常はどうかかわっているのか?「死に至る選択」

にも、登場しています。

「ああ、あの時の神様だ……」と、12月の時点で気ずきましたが、本人の相談事に直接関係のない話をして、クライアントをいたずらに不安にさせてはいけないので、この話はしませんでした。

 

確かに願いは叶った!?

葬式が終わり、しばらくしてこの方がこられました。

「先日、父の遺産分けをしまして、その時に、姉が、「お礼参りに行く」っていったんです! 親が死んでお礼参りとは!! もうほとほと姉には……呆れました!」と言い出したのです。

「実は、姉は家を建て替えていて、去年から、「思ったよりお金がかかる、入用のことが他にも重なり、たいへんだ」といってたんです……」

「今では、義兄の生命保険も入った上に、父の遺産も入って、お釣りがくる状態ですよ。でも、お礼参りなんて……ちょっと、神経疑います!!」と、ずいぶんとお怒りです。

なるほど、これで話が見えました。

おそらく、お姉さまは、家の建て替えにお金が入用だったので、臨時収入が入ってくるように、その神様にお願いしたのです。そしてその願はみごとに叶いました——お父様の遺産と、夫の生命保険という形で、大きなきな臨時収入が入り、必要なお金が工面できたのです。

義兄の通夜と家の竣工予定日が同じ日だった理由はここなのです。

これは偶然でしょうか…………
お姉さんに、悪気はないでしょうが、結果としてそうなったのです。

 

生きてる間は、本人は、見返りはない

私が、お姉さまのところに、この神様がいるのに気づいたのは12月のことです。
私の見落としかもしれませんが、それ以前はいませんでした。
おそらくは、お父様の病気平癒を祈願しにいったついでに、ご自身の「お家の建て替え費用についても」祈願されたのではないでしょうか。

もちろん、お姉さまに、悪気はありません。
「親しい人の死」と「家の建て替え費用が降ってわいたこと」がリンクしてるとは夢夢思っていないでしょう。
だからついふらっと「お礼参り」という言葉が出てきたのです。

ところで、「「生きてる間は何の見返りもない」のはずなのに、なぜ、義兄さんは癌になっったのですか?」と質問されました。

生きている間見返りがないのは、願を立てた本人、つまり契約した本人のことであって、この場合は、お姉さまにあたります。
実際お姉さまは、お元気そのものでした。

愛する人を亡くしてショックだったのか……人の心の内は、はたからはわかりません……
もう一つ、考えてみてください。

「お父様と夫の病気平癒」は叶わなかったのに、なぜ、「お家の建て替え費用」は、劇的なまでに叶ったのでしょうか?

神々

神様にも、職能があります。
つまり、得意分野とそうでないところがあるのです。
この神様の職能は、富と繁栄で病気平癒ではありません。

富と繁栄? といって、忘れてはならないに神様があります。
そう、富と繁栄の神様 カバラの大天使ルシファーです

富と繁栄の大天使ルシファー②につづく

マユリ

 

大阪・東京セッション&ワーク  4月27日~5月7日
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