新・神々の履歴書 —— 日本の神様の起源⑥ 日本に祀られたエジプトの神々「死者の書の女神アメミト」〜前編

こんにちは。マユリです。
マユリは今まで様々な神々とお話をする機会を持ってきました。
といっても、直接チャネリングするのではなく、クリスタルセラピーの最中にクライアントのビジョンに現れた神々と会話します。

どういう風に話すのかといえば、「この方の口を借りてお話ししてください。」というとクライアントが話し始めます。
誤解のないようにいっておきますが、わざわざ神様を下ろすのではなく、もともとその方のオーラの中にいる神様が、話し始めます。

その間、クライアントは、意識はちゃんとしていますが、個人差はあるものの、全体的にぼやっとしていて、記憶があやふやだったりします。
でも、私自身は、目を開けていますから、記憶は鮮明で、話しながら内容を書き留めることができます。

クライアントは目を閉じてビジョンをみますが、私は目を開けてみます。
これからお聞かせするお話もそのようにして、見たものです。

 

神様がいるとしんどい!?

神様というとよいイメージかもしれませんが、一種のエネルギー体であることは他の霊体と変わりないので、霊媒体質の人にとってはしんどい存在です。
幽霊と同じように、頭痛がしたリ、吐き気がしたリ、いろいろな身体症状が出ます。

平気な方からすると、信じられないかもしれませんが、マユリの所には、神様がしんどくて体調不良になった方がたくさんこられます。

多くの現代人にとっては「神々とは神話の中の存在で、人間の空想の産物」にすぎないでしょうし、神社めぐりが大好きという方でも、「願いを叶えてくれるロマンチックな存在」という認識で、リアルにその存在を感じてる人は少ないように思います。

けれども、我々霊媒体質のものにとっては、神々は一種の自然現象といってよいくらい身近でリアルな存在なのです。

このお話も10年以上前、霊媒体質でしょちゅう体調不良に陥っている方が、こられた時のものです。

 

強力な魔物で、下位の魔物や人霊を追い払う

「会社に行くとしんどくて仕方がなく、突然涙が出てきたり、イライラして上司にいいかえしてしまったり、情緒不安定になってしまって……」という方が来られました。

その会社は、明治時代からあり、建物も大変古いものです。
遠隔でみてみると、確かに社内は幽霊だらけでした。

あれ? それだけでなく、この会社には様々な仕掛けがされているようです。

エントランスに、蛇神様がいます。
誰かが見張りとして置いたのでしょう。

玄関に般若の面を置いてあるのを見たことがありませんか? 般若や蛇神に限らず、これは、強い魔物(神々)を入り口において、下位の魔物や人霊が中に入ってくるのを防いでいるのです。

実は、多くの除霊は、この方式をとっています。
より強い霊体をよんできて、下位の霊体を払ってもらうのです。

この方式で除霊をすると、元いた下位の霊体はいなくなっても、新たに強力な魔物がやってきます。
これではより強力な霊体に入れ替わっただけで、更にひどい状態になってしまいます。

ですから、わたし自身は、神様にお願いして霊体を祓ってもらうことはせず、鉱物という自然の力で除霊します。

 

死霊を食べる魔物

さて、その建物の中に入ってみましょう。
あれ? 何かいます、動物?

頭はワニみたいな……体はカバみたいな……ワニとカバが混ざった四足獣が、社内を走り回っているのです。
何か見えない動物が生息しているようです。
ちょっと話しかけてみましょう。

「何しているの?」
「え? ごはん食べているの。ここは餌がいっぱいあるから」
「餌って?」
「え? 決まってるじゃん! 魂だよ。」
「ええええ……ひょっとして生きてる人の魂も食べるの?」
「ううん、食べるのは死んでる魂だけだよ。生きているのは、不味いもん。」

なるほど、この建物は幽霊だらけなので、餌は豊富に違いありません。

「いつからここにいるの?」
「すっと昔。ここ来たときは小さかったけど、ご飯いっぱい食べて、大きくなったよ。」

「どうやってここに来たの?」
「頭つるつるてんの人に呼ばれて、気がついたらここにいた。」

「つるつるてん」ってお坊様のことですよね。
この魔物を召喚するマントラを使って呼んだのでしょうか。

「ここに来る前はどこにいたの?」
「くらい暗いとこ」
「それって魔界とか? 冥界とか?」
「そういわれているの?」

ためしにある魔物の名前**を言ってみました。
「その暗いところには、***もいるの?」
「**はもっともっと深いところにいる。だから、会ったことはないよ。」
まるほど、魔界にも階層があって、この四足獣は比較的浅いところが住処のようです。
いわゆる冥界でしょうか……

「その暗いところには、親とか家族とかいるの?」
「親って何?」

この魔物は、親をしりませんでした。
哺乳類のように、親から生まれるわけではないようです。

「そこに、仲間はいるの?」「君と同じような生き物」
「仲間はいたよ」

「今、一人ぼっちで寂しくない?」
「寂しいって?」

「空から落ちた女神さま」もそうでしが、神々や魔物と話すと、人間とメンタリティが違うので、どうも話がかみ合いません。
もちろん、人間出身の神々もたくさんいるので(菅原道真のように)その場合は、人間と似ていますが……

 

——後編へ続く——

 

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