マインドフルと瞑想/瞑想は心と身体を癒してくれます〜Mindfulness and meditation/Mediation is healing for the mind and the body

以下は、今朝の私達の瞑想に参加したクライアントのスーザンの感想です。

私は座って呼吸の音と波動に意識を向けていました。
同時に私の肺の中に入ってゆく空気をイメージし、酸素が私の全身に行きわたって身体と心に滋養を与えている様子を想像していました。
数秒すると、私の命を維持してくれているこの宇宙への感謝が湧いてきました。
それと共に、波のようにリラックス感が広がってゆきました。
私の心はストレスからすっかり解放されました。
身体は重く、心は軽いのですが、完全に一つになっていました。
心が広がってゆくのをイメージすると、生命のパワーから分離していた心がまた繋がってゆきました。
そして私はそれも手放し、平和な感覚を、客観的な分析もせずにただ楽しみながら座っていました。
瞑想後は幸せで、軽やかな気分でした。

何処でも一番よく人が言うのは、次の二つです。

私には瞑想はできません。

私は瞑想が苦手です。

このように感じる必要はまったくありません。
もちろん練習すればより楽に穏やかで有益な瞑想を行えるようになりますが、どんな状態であれまずは始めることが大切です。
初めの利点は正しい意図をもつことで得られます。
「気分良くなるために瞑想しよう」でよいのです。

正しく瞑想するためには、全思考を停止させなければいけないと誤解している人が大勢います。
そんなことは不可能です。心は、テレビのようにスィッチを切って止めることなどできません。
思考や概念はおのずと生じます。
あなたの心は川のようなもので、思考が生じたらその川を流れてゆく。
このようにイメージしてみてください。

これが瞑想です。
柔らかさと平和に向かいます。
すぐに思考に一体化したり、その思考を掘り下げそうになりますが、そのような時は単にそうしないことを目指しましょう。
瞑想で最も避けたいのは、うまく瞑想できない自分に腹を立てることです。
特に「私にはできない」「瞑想にかけては自分は無能だ」などと考えるのは最悪です。
もし心が忙しなく動き回っていることに気づいたら、ただ自分の意識をそっと優しく呼吸に向け直し、リラックスするだけで良いのです。

私達は皆、自己批判をしますから気づいてください。
自分はまだまだダメだ、努力が足りないなどと言ってくる、あの声です。
私達はどうせ失敗するんだ、望み通りの人生なんて実現できるわけがないと警告してきます。
これは負の偏見というものに関係しています。

人類はかつて、現代を生きる私達よりもはるかに厳しい闇のような環境を生き延びてきました。
その苛酷な時代では、心は脅威と危険を察知するために常に警戒状態にありました。
マインドフルになって休息していては危険だったため、危害を生じそうなものごとに警戒していられるよう心はいつもギリギリ状態のパラノイア状態にいたのです。
現代の私達は、もうそのように過ごす必要はありません。

楽しく瞑想するための秘訣は、自分にはできないと言ってくる思考についてゆかないこと、自分に腹を立てないことです。

ただ自分に優しく、自分は幸せになるのがふさわしいのだからリラックスして瞑想しよう、そう言えばよいのです。
私はもしお猿さんのように心が飛び回り始めたとしても、自分に怒ったりはしません。
ただ、大丈夫。リラックスしよう。と言ってそっと意識を呼吸に向けます。
これが一度起きても、100回起きても構いません。

一時間瞑想したとして、ある時は心が忙しなく、ほんの5分ほどしか心が休息しないかもしれません。
私はそれでも、その5分間が大きな役割を果たしてくれるだろうと考えています。

瞑想は心と身体を癒してくれます。
どうして多くの人が瞑想をそんなに深刻に捉え、困難で大変な努力を要するものだと考えているのでしょう?

リラックスして楽しみながら自分に優しく。
そしてただ、頑張り過ぎないようにしながら最善を尽くすつもりで行ってください。

何よりもまず、思考に遮られても動揺したり自分に腹を立てないことです。
力を抜いて、思考が川を流れてゆくのをイメージしましょう。

マーティン・ジョーンズ

イギリスのミディアム、マーティンジョーンズ 12月来日決定!
今回は東京と大阪。個人セッションと東京ではワークショップも開催。
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