宇宙人とのコンタクトによりワンネス意識を体験! ジュリアン・シャムルワさんインタビュー vol.2【ワンネス体験とはどのようなものなのか】

16歳のときにUFOを目撃後、謎の宇宙人とのコンタクトが始まり、ワンネスの意識状態を繰り返し体験するようになったというジュリアン・シャムルワさんのインタビュー2本目の記事をお届けします。
ジュリアン

ワンネス体験で起こった意識のシフトとは

記者
ジュリアンさんのワンネス体験について教えてください。ワンネスの意識状態を何度も繰り返し体験なさっていますが、この体験をしたのはなぜだと思いますか?

ジュリアン
2004年に初めてワンネス体験をしました。それは、地球に存在するものみんなとつながっている、さらに、宇宙との一体感を感じるというものでした。この体験が起こるようになってからというもの、「これは何だろう? 頭がおかしくなってきたんじゃないか。お医者さんに相談したほうがいいんじゃないか」と思いました。
私の場合、このワンネス体験は、UFOを目撃し、宇宙人との関わりを通して起こったものです。ワンネス体験によって、宇宙に対して新しい見方をするための意識のシフトが起こります。
たとえば、海外旅行をすると、短期間だけなら文化の違いに我慢できますが、他国に暮らすには、自分の考え方を変えないと、その国に合わせられませんよね。海外で暮らすとなると、意識をシフトさせて、新しい自分を作り出す必要があるんですね。
これと同じように、宇宙人とやり取りするには、意識をシフトさせなければなりません。宇宙人とは言葉でのやり取りが不可能なので、共通ルールでのコミュニケーションが必要になってきます。
自分はこの肉体を体験している魂として今ここにいるという観点を持つことで、宇宙人とのコミュニケーションが可能になってくると思います。

記者
そういう観点からであれば、自分でワンネスを体験したいと思う方たちも体験することが可能になるかもしれないのですね。

ジュリアン
それは、ワンネス体験をしたい動機がどんなものかによりますね。人間としてもっとこの現実を幅広く体験したいという動機であれば、ワンネスの体験によって今まで思っていた自分が変容するかもしれないので、それが起こるように歓迎していれば可能だと思います。

ジュリアン

記者
ワンネスを体験する人が増えてきたら、世の中はどんなふうに変わっていくと思われますか?

ジュリアン
まず、ワンネス体験をすると、今まで思っていた自分がとても幅広い存在だと気づくようになるでしょう。そして、頭の声と心の声の聞き分けがより容易になり、他人を他人として捉えるのではなく、他人が自分と同一の存在という考え方にもなると思います。そのような人が増えると、いろんなことがもっとスムーズになっていくのではないでしょうか。
たとえば、僕はワンネスを体験していたときに、地球という生命体がどれだけ私たち人間の行動で苦しんでいるのかがわかったんです。地球の苦しみが自分の苦しみのように感じられました。人間の破壊行為や動物たちへの虐待や殺戮、生態系の崩壊などで、地球はあまりにもたくさん苦しみ、傷ついています。
僕はこのような体験を通して、自然環境や地球のためにポジティブな影響を及ぼす仕事をしていきたいと思うようになりました。その一環として、パリにコミュニティガーデンを作る活動を行っています。

 

ワンネス状態を体験するために必要なこととは

記者
著書には、ワンネスを体験するためのステージが5段階あると書かれていました。ステージ1(魂として人間の経験を振り返って見る感覚)に進むために、共感、高い波動を持つ、観察に徹する姿勢が必要とのことでしたが、高い波動を保つためにはどういったことをすればいいのでしょうか?

ジュリアン
高い波動を保つためには、調和している宇宙と近い波動にできるだけ近づくことが重要です。自然に近いライフスタイルを送るとか、自然の大切さを考えて行動することとかでしょうか。あと、ひとつの方法としては、音楽がとても役に立ちます。

記者
高い波動を保つために、おすすめの音楽はありますか?

ジュリアン
はい。色々とありますが、心が震えるクラシック音楽はそのひとつですね。静かなものでもいいですし、クラシックでなくても、ドラマチックでムーブメントがある音楽でもいいですね。心に響くことが大事です。

ジュリアン

記者
では、ステージ2(二元性を超える感覚)に進むために必要なことはありますか?

ジュリアン
ステージ2に進むために一番大切なのは、ひたすら観察するという姿勢です。ステージ1に進むときに、ワンネス体験が起こることを期待するという罠にかかりやすいんですよ。それが落とし穴です。ワンネス体験が起こることを期待せずにいれば、ステージ1と2の状態を保つことができるんです。ステージ1と2を超えれば、スムーズにステージ3(人との一体感)に入っていき、ステージ4(宇宙との一体感)かステージ5(意識のおもむくまま宇宙のどこへでも移動可能)までは行けると思います。

 

★★★
ジュリアンさんのワンネス体験記が書かれている著書『ワンネスの扉』(ナチュラルスピリット)は大好評発売中です。ぜひ読んでみてください。

 

ジュリアン

ジュリアン・シャムルワさんのプロフィール
1980年、フランスのブルゴーニュ地方、ディジョン市生まれ。パリ第5大学で人類学修士および言語学修士。台湾の淡江大学外国語文学部でフランス語助教授を1年間つとめ、帰国後、パリ第3大学で教育科学博士。16歳でUFOを目撃して以来、謎の宇宙人との交流が始まり、なんの予備知識もないままに繰り返しワンネスを体験。その現象を長年つぶさに記録した手記を書籍化。

現在はパリ在住。都会の中心に自然との絆を取り戻すことを目的に、コミュニティガーデンの活動に力を注ぐ。パンケーキ店を経営する一方、ビジネススクールISMACでマネジメントとビジネス展開を教えている。少年時代に日本アニメの大ファンとなり、14歳より独学で日本語を学びはじめ、留学生との交換学習を通じて会話を習得。日本語能力試験1級、華語(台湾中国語)文能力測験B1取得。

 

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