マインド編では、ボディとマインドの関係をみてきましたが、妊活をされていない方でも思いあたるふしがあったのではないでしょうか。
それくらい、生活のいろんなシーンでマインドに左右されることは多く、妊活もまた例外ではありません。
では、ボディ・マインドとスピリットは、どのように関係しているのでしょう。
《スピリットから見た不妊》
代替医療を継続的に受け、自分でも出来ることはやって体質改善ができたし、ボディは妊娠スタンバイの状態。
マインドもできるだけストレスを排除し、溜めこまないように心がけ、精神的にも軽やかになった。
そして、質の良い卵が採れるようになり、受精卵のストックが増えた。
無事移植も終わり、あとは陽性判定を待つだけ。
妊活を生活の中心に置き、ほかのことは今はガマンと、ストイックな生活をされてきたみなさんは、ようやくここにたどり着きます。
私たちは、これでようやくスタートラインに立った、と認識します。
これだけがんばってきて、それでやっとスタートライン?
はい、厳しく聞こえるかもしれませんが、スタートラインです。
妊活は勝ち負けではありませんが、勝負はここからなのです。
私たちのもとで継続的に受けられた方の場合、陽性判定の確率は、およそ半分です。
あと半分の方は、陰性です。
ここまでがんばってこられたのに、どうして確率が半々なのだろう。
かつて私たちも悩みました。
話は少し逸れますが、私たちは元々医療に携わっていたわけではありません。
ボディ・マインド・スピリットでいうと、スピリットからのスタートでした。
バシャールとの出会いをきっかけに、目に見えない世界に足を踏み入れ、いまではあたりまえのこととして認識しています。
ここ数年はスピリチュアルカウンセラーの並木良和さんとの出会いがあり、仕事においてもスピリット色を隠さないようになってきました。
話を元に戻して、確率が半々であることをどう捉えればいいのか、これについてなんとなくそうなんじゃないかなと感じていたことが、並木さんとの出会いで鮮明になってきました。
どうがんばっても思いどおりにならない。
そこには、スピリットが関係している場合もあることがわかってきました。
たとえば、過去生が関係していることがあります。
過去生で子どもに関してとても辛い思いをした経験があって、二度と子どもは持ちたくないと強く思ったことがあったとします。
そうすると、その体験が今世で子どもができない現実をつくり出すことがあります。
このようなスピリットに原因がある例はほかにもありますが、ではどうしていけばいいのか。
ボディにもマインドにも問題があるとは思えず、あとはスピリットくらいしか思いつかない。
そういう場合はまず、スピリットを探る行動を起こします。
たとえばヒプノセラピーで深く意識下に入り、原因を探るというのも一つの手です。
ほかには、サイキックに視てもらい、ガイドからのメッセージを受け取るのもいいでしょう。
原因が過去生にあったことがわかったとしたら、このように理解できます。
過去生のことだから今さらどうしようもない。それを今世に引きずる必要もまったくない。だから、いまを生きよう、と。
そう認識するだけで原因は原因でなくなり、あとは原因がわかったことに感謝し、前へ進むことができます。
なんといってもこの三次元にあるボディがいちばん生命力があるのですから、たとえスピリットに原因があったとしても、意図すればボディ・マインドは変えられるのです。
スピリットに原因が見つかった場合も、見つからなかった場合も、いちばんやってほしいことは、じっくり自分と向き合い、表面的な理由でなく本当に自分は子どもがほしいのか、深く自分に問うてみること。できないのにはなにか理由があるはずです。
内観することで気づいてなかった自分に直面し、辛い思いをするかもしれませんが、本当にほしいのであれば、できない理由を見つける一番の方法です。
私たちの願いは、子どもがいても幸せ、いなくても幸せ、そう思えるようになってほしい。
もちろんこれは、精一杯がんばってこられた方たちへのメッセージです。
以上、妊活をボディ・マインド・スピリットの各視点から探ってきました。
妊活ライフの一助になれば幸いです。
今月末にホームページをリニューアル予定です。妊活のためのECサイトも準備中
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