こんにちは、よいぼしのなぎうたのkinaです。
そろそろ新米が出回る季節になってきました(*^^*)。
本州は暑かったらしいですが、今年の北海道は例年にないくらいの冷夏で、お米の発育が良くありませんでした。
来年は何もないことを願いつつ、新米が出回る季節にお米を炊くことについて考えてみたいと思います。
味でもなく防災対策のためでもない、お鍋でご飯を炊くことの現実的なメリット
kinaは普段からお鍋でご飯を炊いていたので、北海道中が停電になってもご飯の心配自体が頭から抜けていたというオマヌケぶりを発揮していました。
「お米は炊飯器より鍋で炊いた方が美味しいし、おこげができるのが良い」という話はとっても良く聞きますし、今回の胆振東部地震とそれに伴う北海道のブラックアウトで「停電対策としてお鍋でご飯を炊く」ということが見直された感がありますが、それ以外にお鍋でご飯を炊く、かなり現実的なメリットがあるのはご存知でしょうか?
それは……炊飯時間が短縮できるという点です。
普通の炊飯器でご飯を炊いたら1時間くらいはかかるらしいですが、お鍋でご飯を炊くと、蒸らし時間を含めても30分程度で済むんです。
「すぐにご飯を用意したい」という時に、お鍋でご飯を炊くのは結構使える技だと思ってます。
もっと評価されてほしい日本のお鍋! 79,800円の炊飯器が負けたのは、まさかまさかの……
日本でご飯を炊く目的で使えるお鍋は豊富にあり、昔ながらの文化鍋、土鍋、鉄鍋だけでなく圧力鍋や無水調理ができるお鍋もありますし、海外のブランドであるホーロー鍋で炊く方もいらっしゃいますし、ちょっと変わったところでは「フライパンでご飯を炊く」というのも可能です。
kinaも無水調理ができるフライパンを持っていまして、お鍋がふさがっている時にはこちらでご飯を炊いてます。
「ご飯が炊ける圧力鍋」では、震災の時に使える技として「ローソク5本でご飯が炊ける」とか「固形燃料1個でご飯が炊ける」というお鍋もあったりします。
日本のお鍋、特に土鍋はkinaとしてはもっと評価されてほしいと思っています。
日本の土鍋はコンパクトな外見でもびっくりくらいの量のお米を炊けるというのもあるんですが、火加減や水加減が多少いい加減でもきっちりご飯を美味しく炊いてくれるんですよ。
これは日本製の土鍋でないとできない技だったりします。
以前、どの雑誌かは忘れましたが「ご飯を美味しく炊けるお鍋選手権」みたいな企画がありました。
一番評価が高かったのは79,800円の電気炊飯器……ではなく、1,980円のみすず陶器さんの土鍋だったんですよ^_^;
「79,800円の炊飯器が1,980円の土鍋に負けるなんて……」と、ものすごくびっくりしました。
その土鍋はkinaも以前使っていたのですが、吹きこぼれはあるものの火加減の調節は不要、水加減が適当でも感動するくらい美味しいご飯が炊ける土鍋で、特にきらら397のような安いお米を美味しく炊き上げるお鍋でした。
普段何気なく食べているお米ですが、美味しくなったのは日本の炊飯技術の向上と、稲の品種改良という、関係者の努力の賜物でもあります。
土鍋に限らず日本のお鍋作りの技術を褒め称えつつ、美味しいご飯をこれからも楽しみたいものですね。
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