霊現象の実際【6】~七つの大罪・強欲(前編)~他者を奴隷化する人間は、自分から離れて行く者に非常に敏感である。

自分の奴隷が自由な心を持ち、希望を持って生き始めた。
他者を奴隷化する人間は、自分から離れて行く者に非常に敏感である。

このままではマズイ!
旦那をこの男に取られてしまう。
危機感から更に支配を強めようと泣き叫び、脅し、罵倒しまくる。

 

◆ 圧倒的な支配欲

二人目の使者はボランティア募集ページから連絡をして来ました。
無料奉仕ではなく、給料を出して貰えないか? との問い合わせ。

しかも、自分の旦那と友人の二人分……
この段階で既に強欲っぷりを発揮していますよね? ボランティア募集なのですから(笑)

しかし、一人目のエージェントを退けたのは良いが、残ったのはロートル二人、
お店の動物達のお世話に加え、二つの飼育場の子達のお世話、店のレイアウトや備品の買い付け、運搬、看板作成等の開店準備を進めながら、有り難い事にコーチングセッションも
途切れることなく受けて頂いてたので、寝る時間もあまり無い状態で、正に青色吐息。

20代、週二休の丁稚さんから「青色吐息なのに……」という言葉を聞いた時はその虚弱っぷりに正直呆れてしまいました(笑)

開店前で当然売り上げは無く、リスキーではありましたが、このままではとても開店出来ない。思い切って採用した。
途端にいろいろ口出しをしてくる。

「鶏が多過ぎる!」

当店には鶏が多い、その理由は?

個性的な容姿の品種が多く、しかも意外によく馴れてとても可愛い。
目前に迫った戦争や震災からの食料不足を睨み、ペットとして可愛がりながら、卵まで産んでくれる有り難い存在。普及させようという意図がありました。

しかし、結局お迎えされるのは鶏好きな方々だけでしたね。(笑)
更に、過剰な医療行為を強制して来たり、知り合いのお店から全く馴れていないインコを高値で買わせたり、思い通りに支配したがる。

サタン系の特徴は、七つの何れかの罪を包括する圧倒的な支配欲があります。
自分の旦那への支配は特に徹底していた。

 

◆ 他者を奴隷化する人間は、自分から離れて行く者に非常に敏感である

おうちの仕事後にコンビニのアルバイト、その後に自宅にたくさん居るペット達のお世話を一人でやらせる。明け方まで働き、少し寝てからまた出勤……

思い通りにならないと死ぬと言って脅し、普段から雪崩の様な罵倒責め。
旦那は、親からの愛情を受けずに育った為、根幹での自己肯定感が低い。

これをやられると、全てがどうでもよくなると言っていた。

自分なんかどうなってもいい。とにかく、この嵐が収まり、平穏な状態に戻したい。と自分の思いを諦めてしまう様だ。
それでも、僕の側に居たら変われるのではないか? と、希望を持ち始めた。

21歳のイケメンで頭も良い。しかもドブ育ちなので打たれ強い。
僕の片腕となれる充分な資質が在った。
本人もその気になっていた。

嫁としては面白くない。自分の奴隷が自由な心を持ち、希望を持って生き始めた。
他者を奴隷化する人間は、自分から離れて行く者に非常に敏感である。
このままではマズイ!
旦那をこの男に取られてしまう。
危機感から更に支配を強めようと泣き叫び、脅し、罵倒しまくる。

怠惰の限りを尽くしているので体型は崩れ、その性格から表情も醜悪。
ジャージ姿に首からタオルをかけるファッションセンス。
年齢も15程年上な醜女にしてソシオパス。
サイコパスとの違いは魅力の無さで、単なる反社会的な心の無い人間がその正体。

更に、うちに来た目的は?

店を乗っ取ることそのためにさまざまな事をやらかした。

(後半に続く)

 

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