太古に書かれた叡智の書 カタカムナ文書とは?〜言葉のない時代に書かれた不思議

カタカムナ文書には、スピリチュアルな要素も多く存在しています。

【超古代に書かれた書物】

「カタカムナ文書」というものをご存じでしょうか? こちらは古代に書かれたといわれているいわゆる「古文書」となります。

日本には多くの古文書が存在していますが、カタカムナ文書は、なんと「数万年から数十万年前」という「超古代に書かれたもの」だとされているのです。

現在、日本で人類が活動をはじめたのは「縄文時代」とされています。
こちらは約15000年前頃となっていますので、カタカムナ文書が書かれたのは、縄文時代よりも遙か前ということになります。

 

【ネアンデルタール人の時代に古文書が生まれた理由とは?】

私たち人類には「ホモ・サピエンス」という学名がありますが、この種族が生まれたのは、今から「3万年前頃」だと考えられています。
この頃に原始的な言葉がようやく使われるようになり、それによって人類の進化が本格的にはじまったといわれているのです。

しかし、言葉が使われるようになったばかりで文字は存在していませんでした。
さらにそれよりも、前数十万年前といえば、絶滅してしまったネアンデルタール人が覇権を誇った時代なのです。
ネアンデルタール人は、現代の人類と比べると、言語がなかったり、知能的にも劣っていたとされていますので、なおさら「古文書を残すのは不可能」なのです。
では、カタカムナ文書は誰が書いたのでしょう?

カタカムナ文書を解読したのは「楢崎皐月(ならさき さつき もしくは こうげつ)」という人物です。
電子工業を学び、科学者として活躍していたのですが、1950年代に兵庫県で「平十字となのる人物から、カタカムナ文書を見せられ、20年かけて解読した」とされています。
つまり、カタカムナ文書が世に出たのは20世紀になってからなのです。

このように紹介すると、最もありえるのは楢崎による偽書という考え方です。
実際に現代残っている古文書の多くは江戸時代などに作られた偽書であり、カタカムナ文書もそういったもののひとつというわけです。

 

【高次元宇宙までも解き明かしていたカタカムナ文書】

しかしながら、偽書とするにはカタカムナ文書に書かれている内容はかなり先進的で、その上、「理に叶ったもの」なのです。