自分以外はみんな敵?
冒頭から過激ですが、結構多いですよね。
なにがって、自分以外の人たちをみんな敵だと思い込んでいる人。
必ずしも病んでいる人という意味では無くて。
今の時代ってコミュニケーションの問題で頭を抱えている人が本当に多いですものね。
もちろん、昔もそうだったと思うのですが、今は自由に発言できる時代になってきたからこそ、ある意味コミュニケーションが複雑になってしまったのかもしれません。
だからって自由に発言できず権力のピラミッドみたいな世界で生きていたいかと言われたら、もちろん私はNOと答えますよ。
難易度が高くても自由に発言できる世界の方が私はステキだと思います。
そして結論からいうと、コミュニケーションが難しくても、自分以外がみんな敵ということは決してありませんからね。
なぜ自分以外はみんな敵だと思うの?
自分以外はみんな敵、という発想はちょっと極端ですが、でも実際にそういうふうに思ってしまう人は多いわけです。
では、なぜ、自分以外はみんな敵という発想になってしまうのでしょうか。
これはあくまでも私の意見なので間違っているかもしれません。
共感してくれる方だけ共感してくれれば嬉しいです。
おそらく、こんなところではないでしょうか。
「だって、誰も私のことをわかってくれないんだもの!」
……確かにその通りだと思うのです。誰かに自分をわかってもらうってとても難しいのです。
一生懸命、仕事をしても褒めて貰えるどころか、利用されてしまったり、ダメ出しばっかりされたり。
これでは、楽しくも何ともありません。
むしろ悲しい気持ちになってしまいますよね。
周囲にそういう人ばっかりだったら困ってしまいますよね。
「悲しい気持ちにさせて来る人=敵」と考えてしまえば、確かに周囲は敵だらけかもしれません。
もしかしたら敵じゃないかもしれないよ?
でもね、ここで一旦深呼吸して落ち着いて欲しいのです。
早まらないで。
だって、もしかしたら、その人(たち)は敵ではないかもしれないではありませんか。
自分のことを理解してくれない人が全員敵だったら、世界中が敵だらけということになってしまいますよね。
でも現実はそうではないわけです。
逆に自分は相手のことをちゃんとわかってあげられているのかな、ということを自問自答して欲しいのです。
自分なりにわかってあげているつもりでも、そこに温度差があったら結局は「わかってない!」と思われてしまいますよね。
だけど相手をわかってあげたいという気持ちを持っている人もいるけれど、その匙加減がわからないという場合は敵ではないですよね。
まずは自分から敵じゃないよと伝えるのが原始的かつ有効な方法!
つまるところ、自分の周囲は敵だらけと思ってしまっても、冷静に見渡せば全員が敵ということは滅多にないわけです。
稀にあるかもしれませんが、それはかなりレアケースだと思うので、そんなに気にしなくて大丈夫だと思います。
握手ってありますよね。
挨拶するときに手を握るやつです。
あれって、元々は御先祖様たちが「私は、武器を持っていません。だから安心してね!」という合図に手を見せて、触らせ合っていたという話を聞いた事があります。
つまり御先祖様も『私は敵じゃないよアピール』をちゃんとしていたということですね。
これが本能的なモノなのか、なんなのか私にはわからないですが、それって大発明だと思うのです。
だって、そうでしょう。
敵じゃないとわかれば不要な警戒や戦いをしなくて済むのですから。