「賃金換算できない仕事は仕事じゃない!」と思ったら大間違いです。
自律神経さんたちは、見えないところで一生懸命、私たちをサポートしてくれているのです。
一昔前の一部の男性が「主婦は何もしないで楽で良いよなー……」と言っていたのとまったく同じです。
とんでもないことです。
当然の権利としてキレたくなりますよね。
泣きたくなりますよね。
だからこそ、自分自身の身体に対しても「いつも、頑張っているね。寒くない? 上着着る?」とか優しく接してあげて欲しいのです。
衣替えが終わってしまって、しかも出先にいた場合は不可抗力ですが、気合いで乗り切るとかそういう問題ではありませんし、めんどくさいとか、そういう問題でもないのです。
自分を労わって!
たかが気温、されど気温。
私たちの身体は見えないところで、激しい戦いを繰り広げているのです。
だからこそ、自分の体温をホメオスタシスに丸投げするのではなく、自分自身でしっかりとフォローしてあげることも重要です。
ちょっとした一工夫するだけでもだいぶ違ってきます。
○飲み物はホット
暑い時は冷たい飲み物が欲しくなります。
もちろん飲んでも構いません。
しかし、できれば温かい飲み物がお勧めです。
身体を急激に冷やしてしまうと一時的にはスッキリするかもしれませんが調子がくるってしまうからです。
急に寒くなっても、水筒に温かいお茶を常備しておくなりすれば、寒さをしのぐこともできます。
○スカーフを使う
さすがに冬ではないのでマフラーはつけませんが、スカーフは便利です。
使わなければカバンの中にしまっておけば良いだけです。
カバンの中にそのままスカーフを入れるのがイヤならバッグ・イン・バッグを使うのも良いと思います。
それほど邪魔になるものではありませんので、持ち歩くには最適だと思います。
オシャレにもなるので単なる防寒具としてではなくファッションとしても楽しめます。
○お風呂に入る
お風呂はお勧めです。
健康法の中でも特に上位レベルだと思います。
ちなみに、これは汗をキレイに流すとか、身体を洗うためにシャワーでもという話ではありません。
きちんとお風呂に入ることをお勧めします。
ついつい忙しいとシャワーだけで済ませようとか「時短」で効率的と思ってしまいがちですが、それはお勧めできません。
何しろ、大切な自分自身をケアするわけですから、しっかりと温かいお湯に浸かって自律神経を喜ばせてあげてください。
○タオルや汗拭きシートを使う
暑ければ汗をかきます。そのままにしておくと風邪を引いてしまいますので、その際はきちんと汗を拭きとってあげて下さい。
小さめのタオルまたは汗拭きシートは持参した方が良いです。
どれも当たり前のような話ですが、この「当たり前」こそが大事なのです。
確かに温かくなりつつある季節ではありますが、まだまだ寒暖の揺れは侮れません。
くれぐれも身体を冷やさないように、自分の心身を労わってあげてくださいね。
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