もちろんグルテンを摂取したらウツになると断言することはできません。
心の不調に原因が100％食べ物にあるとは私も思っていません。
ただ、グルテンの与える影響で、ちょっとしたイライラが増えたりすると、その積み重ねが人間関係を悪化させて、ストレスがストレスを呼び本当に病気になってしまったというプロセスを辿ってしまうと大変です。
避けられるリスクは今のうちから避けておいた方が良いと思うのです。
グルテンはウツに限らず、認知症（アルツハイマー）にも影響すると言われています。
もしそれが本当なら、ウツっぽい人生を送り、気がついたら認知症って怖いですよね。
自分の生活習慣を見直してみよう！
私たちはパンが大好きです。パスタも大好きです。
きっと、味が大好きなだけでなく、便利さも大好な理由の一つだと思います。
だって、コンビニやスーパーに行けば必ずパンは売っています。しかも多種多様。
選び放題です。
見ているだけで楽しい気持ちになってきます。
しかも、持ち運びも便利です。
ちょっとカバンに忍ばせておけば良いだけです。
実際、あまりやらないと思いますが、よく漫画やドラマで、パンを口にくわえたまま家を飛び出したり、仕事をしたりなんてこともありますものね。
パスタは自分で茹でても安上がりだし便利です。
味も、面倒だったらレトルトのパスタソースをかければ良いだけなので楽です。
お総菜コーナーで買えば、作る手間も省けます。
レンジでチンするだけです。
人と会う時も「イタリアンにする？」と聞けば、大抵の人は嫌がりません。
食べ物は好みが別れますが、パスタは比較的に誰でも好きなので、遠まわしに「イタリアン」と言っても頭の中は結局、パスタかピザですよね。
美味しいのは良いとしても、忙しいというのを理由にパンやパスタしか食べ物の選択肢がなくなってしまうのは、それはそれで問題です。
でも、忙しいと言っても、よくよく一日を振り返るとスマホをいじっている時間が無駄に多かったりする人、いませんか。
その時間を捻出すれば、もしかしたら時間を作れるかもしれません。
パンもパスタも美味しいですし、好きだという方も多いと思うので、小麦を食べるなとは言っていません。
もちろん、私も好きなのでパンを頂けば食べますし、パスタを奢ると言われれば喜んでついて行きます。
ただ、それはそれとして食生活のバランスとしてグルテンがメインではなく、他の品目も楽しめたら良いのではないかとオススメしているのです。
ちなみに、一説によると遺伝子組み換えの小麦は食べれば食べるほど「もっとくれ～！」という状態になってしまうと言われているようです。
つまり依存性があるのではないかということです。
だとすると、女性は特に気になると思いますが、太ってしまう原因にもなるので、注意が必要です。
気がついたらスナック菓子を食べていた、という心当たりのある方は、もしかしたらグルテンの影響かもしれません。
朝、シリアルを食べるのが習慣の方も気をつけて下さい。
習慣になっているということは、毎日グルテンを摂取しているということですからね。
箱からお皿にサッサッと中身を移し替えて牛乳をかけるだけなので、確かにお手軽ではありますが、これを機に、早起きを習慣づけて、朝食をゆっくり作ったり食べたりする時間を作ることも心身のためには良いかもしれません。
結局のところ、グルテンだけが悪いのではなく、ウツになる要因は日常生活全体にあるのかもしれません。
しかし、だからこそ生活パターンを見直し、ついでにグルテンも徐々に減らして行けば、心身も一層元気になっていくのではないかと思います。
たぶん、私はこれからも食べたくなったらパンやパスタを食べます。
でも、何事にも適量というものがあります。
バランス良く食生活を改善しながら、明日も明後日も元気に過ごしましょう！
《金城そに さんの記事一覧はコチラ》
https://www.el-aura.com/writer/%E9%87%91%E5%9F%8E%E3%81%9D%E3%81%AB/?c=6711
