２つ目は、古傷が痛むパターンです。
これは『天気痛』と言います。
これは、天気が悪いから具合が悪くなる場合と、具合が悪いなと思っていたら天気が悪くなったという場合がありますよね。
なんとなく天気がわかる人っていますよね。
そういうふうに考えると、なんとなく超能力みたいですよね。
先ほど台風の正体は低気圧という話をしました。
低気圧になると、血流が悪くなったり、酸素不足になったりして、人体に影響が出てくるのだそうです。
というわけで、繰り返しますが、これが原因で弱っている人に「根性無し！」と言ってはいけません。
とはいえ、必ずしも具合が悪いのが気象病の影響というわけでは無く、別の理由で風邪をひいてしまったり、具合が悪くなってしまったりする人もいるかもしれないので、安易な決めつけは禁物です。
不安があるようでしたら、信頼できる専門家に相談してみてくださいね。
それから「天気が悪いから具合が悪くてもイライラしてもいいんだ……」と開き直るのも禁物です。
自分がそのせいで苦しいのと同じように、同じような症状で頭を抱えている人もたくさんいるのですから。
こんな時だからこそ、思い遣りの心を持って人と接して下さい。
大切なのは誰かを思い遣る心です。
対策はないの⁉︎
では夏はバテるしか道は無いのかというと、そんなことは決してありません。
率直に、夏は暑いので水分補給はこまめにする事が必須です。
脱水は本当に危険ですからね。
後は、確かに暑くてイライラします。
しかし台風の話でも触れましたが血流が悪くなると具合が悪くなります。
だから、そうならないためにも適度な運動をした方が良いです。
それこそ暑くても気合と根性で……などと無茶をすると熱中症になるので気合の入れ過ぎにも注意してください。
別に筋骨隆々のボディービルダーを目指している人でも無ければ、ハードな運動をする必要はありません。
軽くストレッチをするだけでもOKです。
全く動かない人より、軽く運動する人の方が気分も良くなるし、ストレスも減ります。
ストレスが減ればイライラも防げますものね。
最後に。
暑いと眠れなくなりますが、暑さで悶々としながら起きていても仕方が無いので快眠できる方法を探してみてください。
エアコンを使ったって良いではありませんか。
「昔はエアコンなんて無かった！」と強がってバテてしまったら何の意味もありません。
身体を冷やし過ぎないように快適な温度を思考錯誤しながらでも見つけて下さい。
きちんと眠れれば、脳も身体もスッキリしますからね。
夏はアクティブに、さわやかに、パワフルに活動しなければいけないと思っている人もいるかもしれません。
もちろんそれも良いと思いますが、地味だろうと私は良いと思うのです。
無理をしない範囲で暑さに屈することなく心身のバランスをキープできればよしと思っても良いのです。
よくいうではありませんか。
「勝者とは最後まで生き残った者のことを言う」って。
カッコつけずとも、元気で夏を乗り切れれば勝者ですよ！
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