21世紀のセカンドシーズン遂に完結！～2016年をまもなく終えるにあたって～

大好きな物で本来の自分に戻った⁉︎

それから、私は自分の人生、自分らしく生きようと決意しました。
小さな事と言えば、身のまわりの物が変わりました。
「大人は可愛い物（ファンシーな物）を買ってはいけない」と思っていたのです。

会社勤めをしていると、どうしても固いファッションになりますし、使う小物なんかも地味なデザインや目立たないものになりがちです。
可愛らしい小物は子供っぽく見えてしまい、ビジネスには合いません。
だから自分に禁止令を出していたのです。

でも、自分自身を見つめた時に「可愛い物はやっぱり可愛いよね」と思って、大人らしからぬ選択だと思われるかもしれませんが、ふと大きな動物の形をしたボールペンを買ったのです。
たったそれだけのことなのですが、自分の古い殻が大きく壊れたのです。

たったそれだけのことなのに、とても幸せな気持ちになり、すごく心が満たされたのです。
最近の私は「可愛い物をたくさん持っている人」と自他共に思っていますが、この辺りが私の原点です。
チェブラーシカが好きとか、テディベアが好きとか、マトリョーシカを集めているとか、自分の心を偽らず公言できるようになってから、心が信じられないくらい軽くなったのです。

そうして思考や行動をホンのちょっと変えただけで、私の人生は大きく変化し始めたのです。

価値観の変化がもたらした自分らしく生きる道筋

今までは、食べ物はとりあえずお腹が満たされて栄養がある程度取れれば良いと思っていました。
でも仕事が忙しかろうが疲れていようが、自分が本当に求めている食事って何だろうと考えるようになりました。
考えるというよりは心の声に従うようにしました。
そして私の食事は単なるエネルギーチャージから「大切な儀式」へと変わったのです。

次第に仕事の価値観も変わってきました。
淡々と望まないことを続けるだけの毎日では人生の質は向上しないのではないか。
これはもはやお金の問題だけでは済まされません。

自分自身と徹底的に向かい合い、自分らしく正直になってから幸せを感じら得るようになってきたので、今度はセルフイメージを書きかえることにしました。

「どんな私として、どんな人生を歩んで行こう⁉︎」と考えるようになりました。そして、いつもグッタリ疲れている自分を素直に受け入れ、「心と身体の健康が一番」と気づき始めました。

そして、仕事を辞めてココロサロンIRODORIとしての活動を始めました。
世界には７１億の人間が住んでいます。
その人たちが、みんな自分らしく楽しく暮らせたら良いなと思ったのです。
せっかく生まれてきたのだから、みんなで成長しながら自己実現していきたいですからね。

そしてライフワークである音楽も依頼があれば受けるようになりました。
音楽は奥が深く、それぞれに良さがあり、また色々な人と接する事が出来ます。
音楽は単純作業ではなく音を楽しむ物という原点に立ち返ったのです。

自分自身のセルフイメージをしっかりと認識すると、環境あるいは自分のステージが変わってきます。
関わる人たちも変わってきます。
学べるものも得られるものも変わってきます。
古い自分の殻を脱ぎ捨てて、新しい自分にどんどん塗り替えて行くことにしたのです。

そして、セラピストとしても、トリニティWEBのライターとしても、音楽家としても充実することができ、幸せを感じられる現在に到達したのです。

アバウトすぎますが、これが21世紀の私のセカンドシーズンのエピソードです。
「こんな私が、今じゃすっかり……みたいな話で恐縮ですが、まさにその通りなのです。
外見から考え方や行動パターンまで、まるで違う人みたいに変わった気がします。
でも、本当は変わったのではなく「本来の自分に戻った」という方がしっくりくる気がします。何しろ昔は自分という存在が見えていなかったのですからね。

なんだかサクセスストーリーのようなことを書いていますが、詳細を語っていないだけで、その背景には当然、良いことばかりではなく、泣きたくなるようなこともたくさんありました。
だからといって、辛いことに耐えてきたから成功したとか、そう言うことが言いたいわけではありません。
自分を見失わないこと、これが2016年までに私が学んだことだと思っています。