私たちは黒に頼り過ぎている!? ～多くの人に愛されている神秘的で不思議な黒～

世界的にも、黒にまつわる不吉な話が多いです。
魔女の着ている服も黒ですし、悪い魔術を黒魔術と言います。

黒猫にまつわる、様々な迷信もあります。
日本では「黒猫が前を横切ると、不吉な事が起こる」と言って、黒猫に対して縁起の悪いイメージを抱くことがあったのです。

しかし、ヨーロッパはイギリスなどでは「黒猫が前を横切るのは幸運のしるし」だと言われているようです。

両極端ですよね。
よくよく考えると、日本では黒猫が大切な荷物を配達してくれるイメージもありますよね。
黒猫にまつわる迷信、あなたはどちらを信じますか!?

色々な場面で活躍している黒ですが、黒にばかり頼っていませんか。
黒に頼り過ぎて多用し過ぎると、知らぬ間に心も身体も重くなってしまう恐れがあります。

暗い色は重く感じます。
白のような明るい色の2倍以上の重みを感じるほど、黒は心理的に重い色なのです。

重い色だからと言って、悪いことばかりではありません。
重い色なので、心がフラフラと落ち着かないときに身につけると、グッと地に足をつけ、気持ちを落ち着かせてくれるサポートをしてくれる利点もあります。

しかし、黒はほとんどの光を吸収してしまう色です。
黒ばかり身につけていると、私たちの目や肌に届く光の量が減ってしまうのです。

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人間を活性化させてくれたり、癒したりしてくれる光が身体に届かない状態が続くということは、それだけ老化してしまうということなのです。

色の効果って、目で見るだけでなく、肌で感じ取れるのですよ。
全身から色の効果を吸収できるのです。

よく、還暦のお祝いに赤いちゃんちゃんこや赤い下着が送られたりするのは、赤が若返りの色だからです。

反対に、黒ばかり着ていると落ち着きすぎて、どんどん老けてしまうのです。
若さと健康、活力をキープするには、黒などの暗い色を少なくすることです。

特に肌に触れる下着やインナーは黒以外のものがお勧めです。
明るい色を使った方が、心が浄化されて明るくなり、身体も元気になっていきます。
明るい色を身につけて、軽やかに過ごしてみてくださいね。

ただし、黒を身につけてはいけないということではありません。
何から何まで黒一色、全身黒ばかりだと良くないということです。
靴だけとか、ジャケットだけとか、一部なら問題ありませんので安心してくださいね。

これから、どんどん寒くなってきます。
風邪をひいたり、体調を崩したりするだけでなく、ウツっぽくなったり、無気力になったりする危険性もあるので気をつけてくださいね。

「冷えは万病のもと」と言いますが、これは身体だけでなく心にも当てはまります。
身体の病気だけでなく、心の病気も含まれているのです。

身体の風邪も、心の風邪も、こじらせたら大変です。
風邪はひき始めが肝心です。
酷くなる前のケアを怠らないようにしてくださいね。

色は、心と身体のケアをサポートしてくれます。
先ほどお話したように、肌に触れる下着やインナーを明るい色にしてみてください。

寒い冬のお勧めカラーは赤です。
還暦のお祝いにも人気の色ですが、赤は「火」のような温かさのある色ですからね。
赤と言えば、情熱のイメージもありますし、人間の交感神経に刺激を与える色なので心身の活性化にも効果的です。

あと、黄色も良いですよ。
光を表す色なので、黄色も温かさを感じられる色です。
明るい気持ちになれますし、脳の活性化にも効果的な色なのでお勧めです。

寒い冬を元気に乗り越えられるよう、自分の心と身体を労わりながら、バランス良く色を取り入れていきましょうね。