色で涼を感じよう!! 暑い夏のオススメカラー 青で爽やかに過ごそう!!

青

夏を感じよう

蒸し暑い日々が続いていますね。
そろそろ梅雨明けかと思いきや、まだ梅雨本番の天気が続いています。

少し涼しいときもあるので、寒暖差に注意して体調を崩さないようにしてくださいね。

梅雨が明けたら、いよいよ夏本番です。
暑くて嫌になってしまうこともありますが、夏ならではの楽しみってありますよね。

日本は四季がありますから、楽しみ方のバリエーションもたくさんあります。
これは神様からのプレゼントだと思って、季節を感じながら楽しみたいものです。

例えば、夏といえば海水浴やお祭りといったアクティブな楽しみ方もありますし、冷たいスイカを食べたり涼しげな風鈴の音色を聞いたりして涼を楽しむ過ごし方もあります。

最近では年中スイカが食べられますが、やはり暑い夏に食べるスイカは格別に美味しいですよね。

ちなみに、風鈴の音色を聞いて涼を感じるのは日本人特有の感覚らいしいです。
風鈴は風鐸(ふうたく)と魔除けが元になっています。
平安時代以降、その音色が届く範囲では災いや疫病から身を守れると信じられていたそうです。
やがて、風鐸は風鈴と名前が変わり一般庶民に普及され、疫病が流行りやすい夏を中心に自宅につるし、無病息災を願う風習が生まれたそうです。

これが夏の風物詩である風鈴の誕生秘話なのです。
このような話を聞くと、今年は特に風鈴をつるして涼を感じつつ、コロナ退散を願いたいものです。

今の時代、暑ければエアコンで涼しんだり、いつでも冷たいものを食べたり飲んだりできますが、四季を感じ自然と調和することでより健康になれます。
暑いからと引きこもり過ぎず、適度に太陽の光を浴びるよう意識したり、身体を冷やし過ぎないように気をつけたりして、今年の夏も元気に楽しく過ごしていきたいですね。

青

 

暑い夏のオススメカラーは青

涼を感じる方法として、色を取り入れることをオススメします。
人は色を、目で見るだけでなく皮膚で感じています。
目をつぶっていても、皮膚を通じて色の心理的効果を受けているため、洋服や眠っているときの寝具など、身につけるものに青系の色を取り入れると心理的に涼を感じ取ることができるのです。

暑い夏には、寒色系がオススメです。
寒色系を使うことで室内温度が2℃から3℃くらい低く感じられるそうです。
見た目も爽やかで涼しげなので、夏には積極的に取り入れたい色ですよね。

寒色系の中でも、特に青や水色がオススメです。
「水」や「氷」を暗示させる青は心理的に「涼」を感じさせてくれます。
知的で誠実なイメージもあります。

寒色系は副交感神経に働きかける色なので、リラックス効果も得られます。
心身をクールダウンし、冷静な心の状態を保ってくれるので、暑さによるイライラを防止するために取り入れると良いかもしれません。

 

視覚的に涼を感じられる環境を

エアコンに依存しすぎず、涼しさを感じられる青や水色のインテリアや小物を取り入れてみてはいかがでしょうか。
クッションカバーやカーテン、ラグマットなど、手軽で取り入れやすいと思います。

青系だけでは飽きてしまうかもしれないので、他の色と組み合わせてみるのも良いと思います。
特に白と組み合わせるのがオススメです。

青から白へのグラデーションやストライプ柄は涼しげですし、オシャレですよね。
ギンガムチェックも可愛らしいのでオススメです。

夏は厚手で寝苦しくなることもありますので、寝具を青系にするのも良いと思います。
特に水色の枕カバーやシーツ、タオルケットなど、お店に売っている商品も寒色系が多いですよね。
ひんやりする枕やマット、シーツなんかは水色が多いかもしれません。

「頭寒足熱」(ずかんそくねつ)は昔から健康に良いと言われています。
頭を冷やすことで身体全体が涼しく感じるので、水色の枕カバーはかなり効果的です。

 

涼し気なアクセサリーで爽やかさを演出

ファッションや小物にも、ぜひ青や水色を取り入れてみてください。
パステル系の淡い水色も素敵ですよね。
シャツやワンピースでしたら、爽やかなだけでなく清潔感もあるので、好印象間違いなしです。

普段、身につけるアクセサリーの色として取り入れるのも良いですよね。
髪をまとめるために使うゴムやピン、シュシュなどといったヘアアクセサリーでしたら、ファッションのアクセントにもなります。

アクアマリン、ターコイズなど、パワーストーンのアクセサリーを身につけるのも良いかもしれません。
色のパワーだけでなく、パワーストーンのパワーも取り入れちゃいましょう。

 

青を取り入れる際の注意点

青

青系の色には鎮静作用があります。
「ブルーな気分」という言葉があるように、青は「憂鬱」「不安」「冷酷」などといったネガティブなイメージもある色です。

心身をクールダウンさせたり、清涼感を感じたりするのに適した色ですが、極端に取り入れ過ぎないようにしてください。

寒色系でも、暖色系でも、季節関係なく自分の好きな色のものを使って大丈夫です。
あくまでも、普段の生活にプラスアルファで取り入れるという感じで楽しんでください。

実際の湿度や温度の影響は大きいですが、視覚的に涼を感じられることで、だいぶ爽やかな気分でいられると思います。
暑さに負けず、夏を楽しみましょうね。
色彩だけでなく、水分補給も忘れずに!

 

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