塗り絵で自分と向き合う!? ~無心になって脳を活性化し、リラックスしよう!~

塗り絵

ステイホームは塗り絵をして過ごそう!

暑くなってきましたね。まだ梅雨も始まっていないのに、もう夏って感じですね。
外出自粛の影響で春は慌ただしかったように感じます。

また、先行きが不安で落ち着かないという方も少なくありません。
こんなときだからこそ、普段より気をしっかり持って過ごしたいものです。

今回は落ち着かない気持ちをリラックスさせる方法をご紹介します。
すでにご存じの方も多いと思いますが、それは塗り絵です。

塗り絵と聞くと、『ぬりえ』=子供の遊びのようなイメージでしたが、最近は大人向けの塗り絵の本や、インターネットで無料配布しているものも多くなりました。

大人向けというだけあって、デザインも繊細で芸術的なもの、おしゃれなもの、カッコいいものもあるので、選ぶだけでも楽しそうですよね。
絵を描くのが苦手という方でも、比較的にチャレンジしやすいと思います。

最近では、フィギュアスケートの浅田真央さんがインスタグラムに自分で塗った塗り絵をアップして話題になっていました。

高い集中力と安定感が求められる競技の世界で長くご活躍されていた浅田真央さん。
とても繊細なデザインの塗り絵をとても綺麗に塗っていらっしゃいました。

そんな大人の塗り絵、とても気軽に始められます!
あなたもチャレンジしてみませんか。

 

塗り絵は脳の活性化に効果的

塗り絵って、少し面倒な感じもしますが、やり始めると意外と楽しくハマってしまう方が多いようです。
決められた線の中を綺麗に塗るのは少し難しいかもしれませんが、基本的には「自由」だから楽しいのですよね。

自分が色を塗ってみたい塗り絵を探すところから始まり、それを自分の好きな色を選んで自由に塗れるところが魅力ですよね。
絵は既に描かれているので、大きな失敗をしにくい点も良いですよね。

塗り絵は特にルールもなく、これといって何の指示もありません。
自分でイメージして、どの色を使うか決めたり、色の組み合わせを考えたりして「イメージしたものを塗り絵で表現する」ことは脳の活性化にとても効果的なのです。

また、塗り絵は「一定のリズム」で手を動かして色を塗る作業を繰り返します。
この「手を動かして塗る」ことが脳全体を活性化させるそうです。

塗り絵

 

塗れば塗るほどリラックス!

塗り絵って、少しずつ完成していく過程も心地良いですよね。
だからか、時間が経つのも忘れて色を塗ることに夢中になることも多いですよね。
実は、この「時間が経つのも忘れてしまう程、夢中になって塗る」ことが最高に良いのです。

時間が経つのも忘れてしまう程、夢中になっている時こそ、『瞑想している状態』に近いからなのです。
また、「繰り返し色を塗ること」がストレス発散にもなるので、心が癒され高いリラックス効果を得ることができるのです。

ストレス解消にもなるので、気分が落ち着かないときやイライラしているときは短時間でも構わないので、深呼吸しながら塗り絵をしてみてください。
少しずつ気分が落ち着いていきます。

ただし、気分が落ち着かないときやイライラしているときは細かいデザインの塗り絵は避け、シンプルなデザインを選ぶことをおススメします。
細かい作業で余計にイライラしてしまう恐れがあるからです。
シンプルなデザインでも、繰り返し塗ることでリラックス効果が高まりますので、試してみてくださいね。

 

「無心になる時間」が大切!

大人になると日常の忙しさで、「何かに集中して無心になる」時間を作るのって難しいかもしれませんが、あえてじぶんのために短時間でも「無心になる時間」を作ることが大切です。

毎日、頑張って生きているからこそ、悩みがあったり、気がかりなことがあったりして気分が優れないときもありますよね。
そんなときこそ、「無心になる時間」が必要なのです。
塗り絵をしている時間だけは、その不安から解放されて「無心になる」ことで心を一度リセットしてください。

塗り絵って、一人で塗って完成することができます。
誰のことも気にせず、自分だけの時間、自分だけの世界を楽しめます。
自分の時間を作ることで、意識を「自分」に集中することもできます。

他人の目を気にせず、自分に向き合える時間なのです。
自分のペースで塗り進めていきましょう。

もし、塗り絵が完成しなかったとしても大丈夫!
時間がかかっても大丈夫!
あくまでも自分のペースを大事にしてあげることが大切です。
無理せず気長に楽しんでみてくださいね。

塗り絵

 

塗り絵で色彩効果を得られる!

きれいな色には、脳に良い影響を与え、ホルモンの分泌を活性化してくれる効果があります。
それぞれの色に効果があり、自律神経のバランスにも働きかけると言われています。

色は大きく、暖色系と寒色系に分かれます。
「寒色」寒さ(冷たさ)を感じさせる色、「暖色」は暖かさを感じさせる色です。

実は多くの人が暖色とか寒色という言葉を知らなくても、色による温度差の感覚を持っていて、哀感温度をコントロールしているのだそうです。
例えば、青より赤の方が暖かく感じたり、オレンジより水色の方が涼しく感じたりしているのは、色の知識がなくても感覚として備わっているからです。

そのため、自分の塗った色について特に分析する必要はありませんし、自然に自分の心が求めている色を選んで塗っていることが多いので、自分の塗りたいと思った色で自由に塗ってみてくださいね。

まだまだステイホームは続きますが、心穏やかに過ごせますように。
もしモヤっとするときは、自分のための「無心になる時間」として塗り絵タイムを作ってあげてくださいね!

 

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