こんにちは！　占星術家の木星です。

前回は【モッくまくんのはれんちギリシャ神話分析】
牡羊座編その１．
～君たちのエネルギーは精子だっ!!～
をお届けしました。

わたくし木星、全国の牡羊座さん達に
フルボッコにされないよう、
夜道には気を付け、気を付け
歩いている日々です（←ウソ）

前回、お伝えしたように。
実はこの、男性性オンリーの
精子くん的なエネルギーは
牡羊座さん達限定のものじゃない。

わたし達人類すべてに
備わったものなの。

ここでさらに、
人類すべてを敵に回した
可能性におびえながら
大切なことなので
押し切って参りましょうっ!!!

モッくま
「牡羊座の人たちには、

『自分は不完全である』という不安。
『愛に向かって生きる』ことの大切さ。

この二つをテーマに持っている。
前回、木星さんはそう言いましたよね。

おまけにそのテーマは、
月の星座や太陽の星座が、
牡羊座じゃ無い人にも在るのだと。

月の星座・太陽の星座とは：
雑誌などの一般的な星占いに
記された星座は、あなたの「太陽の星座」。
太陽の星座は「成りたい自分」を
示しており「月の星座」は
「本来の自分・素の自分」を表します。
言わば「もう一人のあなた」。
また、太陽の星座とは、
別の星座であることも多いのです。

いよいよ……
『我々はみんな、
精子くんのエネルギーであ～るっ!!!
以上っ!!!』
と公言したも同じですが、
本当にこのままいきますか？」

木　星
「逝きましょう……」

モッくま
「字が違います。
不吉なのでやめてください。
（フルボッコにはなりたくない……）

つまり。
12星座は『人間の成長ストーリー』でも
ある。
きっとここが、ポイントなんですよね？」

木　星
「ええ、そうよ。
その辺りは、あなたが先生を務める
魔法の占星術テキスト
『モッくまくんの星のレッスン』
でも取り上げているわね」

モッくま
「牡羊座は12星座の始まりで、
生まれたての赤ちゃんのエネルギー。

つまりは人間すべての原点に、
牡羊座の質がある。
だから牡羊座が持つ、

『自分は不完全である』という不安。
『愛に向かって生きる』ことの大切さ。

このテーマは人類みんなのもの。
と言うワケですか」

木　星
「そう言うこと。
全てのニンゲンは牡羊座的な、
『欠損感』と共に在った。

このために、わたし達ニンゲンは
長らく『不安』の中にあったし
その『欠損感』、『足りない感』を
埋めるために
競ったり争ったりしてきたの」

モッくま
「『してきた』……。
その過去形の、
意味するところは何ですか？
もうニンゲンは、

『自分は不完全である』という不安。
『愛に向かって生きる』ことの大切さ。

このテーマを持たないんですか？」

木　星
「ええ。
わたし達は既に、このテーマを手放した。
今人が持っているのは

『自分は完全である』という安心。
『自分は愛と共に在る』と言う前提。

この二つ。
そしてこれを
教えてくれるのが、魚座神話なの」

・・・・・・・・・・・・・

【魚座神話】

川のほとりで宴をしていたオリンポスの神々は
森から現れた怪物に驚き、
さまざまなものに姿を変え逃げ出します。
この時、美の女神ヴィーナスと
その息子キューピットは、
魚の姿に変わり
川へと飛び込みました。
二人は水中ではぐれまいと、
互いの尾にリボンを結んだと言います。

・・・・・・・・・・・・・

モッくま
「ふむ。たしか魚座のサインは
二匹の魚をリボンで繋いだ姿だ、
なんて説がありますよね」

木　星
「水中で、リボンで繋がった母と子。
つまりね。
魚座神話が表しているのは、

『子宮』

なのよ。
母が子を宿し、
へその緒で結ばれた世界。
大いなるものとの『繋がり』によって、
安心安全であるという、前提」

モッくま
「なるほど……。
『水の中』はあの世を表すと
前回言っていましたね。

まだこの世に誕生する前の、胎の中。
『この世』では無い場所。
そこで繋がった母と子かあ。

と、言うことは。

牡羊座が精子くんで、
魚座は卵（ラン）とも言えますね」

木　星
「その通り。
何だかおかしな話でしょ？」

モッくま
「……何がですか？」

木　星
「分かんないかなあ……。
だって始まりは牡羊座。
つまり、精子くんなのよ？

卵　=　女性性
の存在はナシって前提で
『人間の成長ストーリー』が
始まってる」

モッくま
「たしかに……。
男子は
まぐあいナシで、ぼっちの
射精が前提。
それが神話に描かれてるって
ことは、
人類レベルで
『お前ら一生一人でやんなさいっ！』って
神に宣言されたも同じじゃないですかっ!!
地球人、哀愁ただよいすぎっ!!」

木　星
「だからね。
その『一生一人』の前提は、
終わったってことなのよ。
その辺り、次回でお伝え
していきますね♥」

モッくま
「一生一人……。
独房と同じ……（ブツブツ）」

木　星
「あんたって、一応
男の子だったのね………。

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ではまたね！」

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