一宮千桃のセンスアップ☆シネマレビューPART.251 「マリー・ミー」

マリーミー

ジェニファー・ロペスのごつい魅力炸裂!!
ゴキゲンに楽しめるロマンチック・ラブストーリー

ジェニファー・ロペス凄いなあ。
そのごっつい50歳を過ぎて肉厚になった迫力の肉体、IKKOかと思うほどの厚化粧、なん千万かかってんの? という豪華絢爛衣装。
大人気スーパースターの歌姫役って、そのままジェニロペのことでしょって、彼女の実生活を思わせる。久々のジェニロペ主演作は歌満載、衣装、カツラ、メイクとっかえひっかえと、とにかくジェニファー・ロペスの魅力これでもかのロマンチック・ラブストーリーだ。
かなり満腹になるけど、ジェニロペファンはもうヤンヤヤンヤの大喝采作!
かつてこんなお気楽なラブ・ストーリーってたくさんあったんだけど、最近なかったので妙に新鮮に感慨深く観てしまった。
こういう時代に夢夢しい映画ってすごく必要かも、とも思ったりして。
楽しめました。ジェニファー、やっぱりカッコイイ!! そのダサさも含め!!
歌もサイコーです!!

マリーミー

 

突然のご乱心? ステージから見かけた男に求婚!
そんなアホな? の波乱の展開!

世界的人気の歌手、キャットはコンサートの大観衆の前で結婚式を挙げるイベントショーを控えていた。
しかし、ショーの直前に恋人の浮気が発覚。
キャットはステージに出たものの、ご乱心か突然観客の一人の男を指名し、その男にプロポーズ。
子持ちバツイチの平凡な数学教師という男、チャーリーはキャットの突然のプロポーズを受け結婚。
すぐにキャンセルと思いきや、キャットはチャーリーとの結婚生活を始めるという。
有名大歌手と地味な教師、いろいろぶつかりあいながら、キャットは素直になっていく……のか?

マリーミー

 

ジェニロペって見てるだけで元気が出る
歌とダンスは超一級品! 目が離せないよ!

人気の芸能人でも一般の人と結婚て、よくある。
それは、意外にうまく行ってるようだし、ある意味理想なのかもしれない。
ラブ・ストーリーの部分はお約束なので、ふむふむ、なんだけど、やっぱり見所はジェニファーの圧巻の歌とステージだろう。
特に「マリー・ミー」をかつての恋人と熱唱するシーンはまんまコンサート会場にいる心持ちになった。
他にもジェニファーのエロい衣装でのダンスシーンとか、レコーディングシーンの歌とか、歌やダンス、ステージのシーンは前述したが、もうノリノリで楽しめる。
私生活は多々問題あれど、一級のアーティストであるジェニロペを堪能できる。

「ミ・ファミリア」というヒューマンな映画で観た時は地味な美人と思ったものの、あれよあれよと言う間に人気女優、歌手となり、ゴシップも山盛りだったけど、私はやっぱり、好きです、ジェニファー・ロペス。
その厚い肉体でいつまでもトップを走っていて欲しい。
なんか、彼女を見てるだけで、元気がでる映画です。
あっちなみに監督、女性です。
脚本も監督と、女性が起用されてます。
イイね。

 

監督・脚本 カット・コイロ『ウソはホントの恋の始まり』
脚本 ジョン・ロジャース タミー・セイガー ハーバー・デイル
原作 ボビー・クロスビー「Marry Me」(グラフィック・ノベル)
出演 ジェニファー・ロペス オーウェン・ウィルソン マルーマ ジョン・ブラッドリー
サラ・シルバーマン クロエ・コールマン ミシェル・ブトー
配給:東宝東和
※112分
© 2021 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.
※2022年月4月22日(金) TOHOシネマズ梅田 他 全国ロードショー

 

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